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あなたは子どもの「コンサルタント」ですか?

あなたは、子どもから依頼される「コンサルタント」になっているだろうか。

コンサルタントの仕事は、依頼者に動いてもらうこと。重要なのは、依頼者がすすんで動くように働きかけることであって、弁護士が裁判でするように自ら正しさを証明することではない。

コンサルタントを「親」、依頼者を「子ども」と言い換えれば、ほぼ理想的な親子関係と同じといってよい。

コンサルタントは、課題を解決する方法を考え、改善のアドバイスをする専門家だ。すぐれたコンサルタントは、説教ではなく自分の知識や経験を依頼者と「分かち合う」。

「分かち合う」とは、強制や要求をしないこと。つまり、自分の「考え」や「提案」を受け入れるか否かを依頼者の判断に委ねるのだ。

使えないコンサルタントは、依頼者は自分の考えを「受け入れるべきである」という立場で依頼者と接する。依頼者が自分の考えを受け入れないことは、コンサルタントの失敗だと思い込む。長々としゃべり、教訓を垂れ、説得をしようとする。

ぼくは、子どもから依頼される「コンサルタント」になりたい。

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