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【英文を速く読みたいなら必見!】シャドーイングの威力

こんにちは!
この記事をクリックして下さり、ありがとうございます!
今回は、英語の文章をもっとスラスラと読めるようになる、とっておきの練習方法を皆さんにお伝えします!

『単語は覚えたけど英語の文章になると読めないよぉ😣』

『何回も読んで練習しているけど結局違う文章じゃ早く読めない!』

という人にはうってつけの記事になっていますので、是非実践してみてください!


はじめに

自己紹介

こんにちは!
英語や物理系の発信をしているmaruと申します。
大学では量子化学系の研究室に所属しています。
理系で英語が話せると強いだろうなと思い、英語学習にも時間をかけており、これまでに英検1級とTOEIC945点を取得しています。

文章を”読む”とは?

早速ですが、以下の文章を読んでみてください!

今日は友人と久しぶりにカフェで再会しました。昔話に花を咲かせ、時間を忘れるほど楽しかったです。新しいプロジェクトの話もでき、互いに刺激を受けました。次回はもう少しゆっくり話せるといいです。

こんな文章があったとしましょう。
きっと、多少の差異はありつつも、こんな風に読んだのではないのでしょうか。

今日は友人と / 久しぶりに / カフェで再会しました。 昔話に花を咲かせ、 / 時間を忘れるほど / 楽しかったです。新しいプロジェクトの 話もでき、互いに刺激を受けました。次回はもう少し / ゆっくり話せるといいです。

『 / 』の入ってるところで切りながら読みませんでしたか?

『確かに、勝手に頭の中で塊に分けて読んでるなぁ…🤔』

そうなんです!
なんとなく息継ぎをするかのように、『、』『。』がついていないところでも、切って読んだと思います!

私たちは普段日本語を読む時に、こんな風に息継ぎをしながら読んでいるんです!
でも、それって言語なら何でもそうだと思いませんか?

英語でも当然文章を読むときには適切な切り方があるのです!!

『でもどうやってそれを見分けるの?』

この記事ではその練習方法をお伝えします!

音読しか勝たん

音読で英語を読む力は爆速に上がる

結論から言います。

音読をすれば、最初にお話しした文章の適切な切り方を自然と身に着けることができるのです。

これができるようになると文章を理解するスピードが格段に速くなります。

この技術を身に着けるといわゆる『英語脳』なんてものに1歩近づけるわけです。

だって、私たちも日本語を読む時には、自然と文章を複数の塊で認識して理解していますから。
英語の文章だって、そう理解するのが一番いいのです!
それが文章の適切な切り方になるわけです。

そしてそれを養ってくれるのが音読なんです!

少し蛇足ですが、こんなCMを見たことがありませんか?
なんだか名前を出していいのかわからいないので、T ハイスクールとしましょうか。

『今でしょ!?』

で有名になったCMですね!

あの CM の最中に、こんなことを言っている英語の先生が出てきます。

『英語なんて言葉なんだ あんなもの…』

おっと、こっちの先生ではありません(笑)

この先生ではなくて、丸刈りのひげが生えた先生ですね。
あの先生がこんなことを言っています。

『音読を通しで5回10回やったらもう全部頭に入ってるから』

この言葉はまさに核心をついていると思います。
しかしながら、ただ音読するだけでは意味がないのです。

なんでかわかりますか?

『だって、音読しろって言われても正しい発音も曖昧だし、なんだか棒読みになっちゃうし…😞』

『そもそもまともに一文読むだけで精一杯😣』

まさにこれに尽きると思います。
CM の尺もありますし、私はこの先生の授業を受けたことがないので何一つわかりませんが、先ほどの言葉だけを鵜吞みにしてしまうと危険なんです。

その危険をどうしたら避けられるか

それを次のセクションでお話しします!

絶対に自己流では伸びない

音読が大事だという話はどこかしらで効くことがあります。(私だけ?笑)

高校生の時の私もこの話を聞いて音読をしてみましたが、やってる途中でこんな疑問がずっとありました。

この読み方であってるのかな…
なんかぎこちないし頑張って早く言えても、全然読んでることが頭に入ってこない…

こんな気持ちがありつつも音読を続けていました。
今思えばあまりいい勉強方法ではなかったと思います。
なぜなら、正しい読み方を知らずに音読をしてしまっているからです。

ここがミソなんです。
音読において最も重要なことは、

正しい文章の読み方を知れる

ということです。

  • 文のどこで切って読まれているか

  • どこを強調して、逆にどこをサラッと読まれているか

という2つの要素は、リスニングでもリーディングでも重要になってきます!

これを知らずに音読を何回やったって自己流の読み方で何も改善されません!

音読をするときには必ず正しい読み方を確認しましょう!

ではでは、いよいよ次のセクションで最強のトレーニングをお伝えします!

最強のトレーニングは、シャドーイングだった


さて、お待たせしました!
ここまで記事を読んで頂きありがとうございます!

この記事の目玉、『シャドーイング』についてお話しします!

まずは、シャドーイングとは何かについてお話しします。

シャドーイングって?

シャドーイングって聞いたことがありますか?

『聞いたことがあるようなないような…🙄』

もしかするとリスニングの勉強方法で聞いたことがあるかもしれません。

簡単にシャドーイングについて紹介します。

シャドーイングとは、音声素材を聞きながら、少し遅れてそのまま声に出して繰り返すというトレーニングです。

  1. 学習したい言語の音声素材を選びます。

  2. 音声を再生しながら、その音声を少し遅れてそのまま声に出して繰り返します。この時、何も見ずに聞こえてきたことを頼りに口から言葉を発します。

  3. このプロセスを何度も繰り返し、音源に余裕でついていけるようになるまで練習します。

とまあなんだか難しそうなものでございます。

『もう既に続けられそうにないんだが…』

そうですよね!
こんなの最初から行うのは不可能です。
何回聞いても分からないものはわからないし、聞こえないところは聞こえません。
それに、この練習方法はリスニングガチ勢向けの方法です。
いわば上級者向けなので英語が苦手な方にはおすすめしません

『ここまで読ませといて結局上級者向けかよ!』

と思わせてしまったらすみません😅

ただ、もちろんこの記事の本題は『文章を読むスピードを上げる方法』にあるので、これで初学者や英語が苦手な人を突き放したりなんてしませんのでご安心を😌

結論、もしあなたが文章を読むスピードを上げたいなら、ここまで本気でシャドーイングを行う必要はありません。

シャドーイングは本当は台本(スクリプト)など何も見ずに行うことが理想的です。
しかし、リーディングを行う際にはそこに文章があります(当然)。

従って、文章を読む速度を上げるトレーニングでは、台本を見ながらシャドーイングを行ってほしいのです。

やり方の概要を説明します!

例えばTOEICだったらリスニングの問題集には必ずスクリプト(台本)がついています。
英検だってTOEFLだって、問題集には必ずスクリプトがついています。
これらを使ってシャドーイングをしましょう!

※スクリプト(台本)とは、リスニングで読まれている内容が書いてあるもののことです。

シャドーイングの具体的なやり方は、用いる問題集によってケースバイケースな側面があるため一概に紹介するのは難しいですが、簡単に言うと以下のサイクルを回してください!

  1. まずは一文を音源に少し遅れてスラスラいえるように何度も練習する

  2. それを文章全体で行う

  3. 音源を通しで聞きながらシャドーイングを行う

  4. 最後に音源は流していない状態で、自分一人で音源の人を真似て音読をする

こんな感じです!
1番目のステップで、文章の意味、それから分からない単語の意味は確認をしてください。

とにかく真似をすることが重要です!
音源の人の話し方を真似てみてください!

手元の文章(台本)をスラスラと自分一人で正しい読み方で音読ができるまで何度もシャドーイングをやってみてください!
1つの話の台本がスラスラと言えるようになったら、また別の台本でも同じように試してみてください!

繰り返していった暁には、間違いなくあなたは初めて見る文章でも、正しい抑揚と文の切り方をもって、文章をスラスラ読むことができるようになっています!

余談ですが、英検3級などで

ただ書いてある5行ほどの文章を読ませる問題

が出ますが、見られているのはそこです。
つまり、正しい読み方が見られているんです。
正しい読み方とは、単語の発音の仕方があっているかだけの話ではありません。
きちんとまとめて読むべきところを読めているか、一息つくところを抑えられているかが見られています。

ただ読んでいるだけでは評価されません。(まあ英検3級ならそこまで厳しくないですが)

正しい読み方が身についていれば、誰かが英語の文章を読んでいるのを聞いたときに、その人が内容を理解しながら話しているのかそうでないのかを簡単に見分けられます。

それくらい文章を読むときには、正しい読み方が重要なんです。

また、当然の事ながらシャドーイングはリスニングのトレーニングにもなります!

最初のうちはスクリプトを見ながらシャドーイングを行い、それを1人でスラスラと音源無しでスクリプトを見ながら読めるところまで仕上げる。

それが出来たら今度はスクリプトを見ずに、音源だけを聞いて"本当の"シャドーイングを行って上げると、綺麗にリスニングのトレーニングにも繋がると思います!

是非応用してみてください!

さいごに

いかがでしたでしょうか?
文章を読むスピードを上げたいなら、スクリプトを見ながらシャドーイングを行いましょう!

このトレーニングを通して、英語話者がどのように文章を読んで理解しているかが分かります!

皆さんのリーディングスピードが爆上がりすることを願ってます!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

また次回の記事でお会いしましょう!






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