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私の小論文の書き方

 今回は小論文について書いてみます。

 最近は、高校入試や大学入試向けに様々な小論文テキストが発行されていると聞きます。私自身はそのようなものを参考にしたことがないので、今回書くのはあくまで我流の小論文の書き方です。

 小学校の作文の授業で習った作文の基本は、
 初め・中・終わり  もしくは  起承転結
ではないでしょうか。大学入試でもこの基本に忠実に文章を構成しました。

 私は400字以内か800字以内の問題を解いていたので、字数的に前者の初め・中・終わりを採用することが多かったです。(実は、起承転結の「転」を作るのが苦手という理由もありますが。)
 そのため、基本3段落構成にしていました。
 (4段落の場合はが2段落分です。)

・初め
 
設問に対する自分の考えを書きます。
 課題論文があるにしろ、ないにしろ小論文では受験者の考えが聞かれるので、まずは分かりやすく自分の考えを書いておきます。
例)課題論文の筆者の主張に、賛成か反対か
→書き出しを「私は筆者の主張に賛成/反対する」にするなど
  あなたは〇〇についてどう考えますか
→書き出しを「私は〇〇について〜〜と考える」にするなど
 課題論文がある場合には、設問に該当する箇所を軽く要約(筆者の主張など)しておくのも良いかもしれません。

・中
 「初め」で書いた自分の考えの理由を述べます。
 どちらも自分の経験を交えて理由を述べました。課題論文がある場合には、文章の内容を盛り込み、ない場合にはより具体的に記述するようにしました。この時に志望理由書の内容と一貫性を持たせるように心がけました。
 理由が二つ以上ある場合には、2段落以上にします。
 小論文内で最もボリュームを持たせます。

・終わり
 「中」を踏まえて「初め」で述べた自らの考えを再度述べます。言い回しが同じにならにようにしながら、「初め」で述べた結論とずれないようにしなければなりません。

 全体の分量としては、
 初め :3
 中  :5
 終わり:2

のイメージです。
 解答文字数が多い場合は、中のボリュームを増やすようにしていました。

 あくまで私が小論文を書くときのイメージですが、小論文では受験者の考えそのものを問いたいのではなく、その結論に至った理由や過程を見ようとしているかなと思うので、結論よりもそれを補強する理由等の記述に重きを置いた方が良いような気がします。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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