日記 相談 2018/10/22
今日は相談があると後輩に呼び出されていた。かなり前Twitterで女の子を泣かせてしまったと呟いたことがあるが、その女の子である。
講義が終わり、人の少ない喫煙所で2人して寒さに震えながら、彼女の話を聞いた。内容については彼女のことに言及することになるので言えない。最終的に、取り敢えず精神科に行こうという結論に至ったという事実で何となく察してほしい。
僕が思ったことを中心に書くことにする。
僕が思ったのは、彼女がとても強い人だということだ。強いのだ、僕なんかよりも、ずっと。
僕なんかよりも過酷な環境で、気分の大きな変調を繰り返し、度重なる自傷行為とODを経験しながらも、ここまで生きてきたのだ。強い人だとしか言いようがない。
僕は人を救いたいと、どこかで考えていた。彼女を救ってやりたいと考えていた。僕には無理だ。僕は弱い人間だ。
精神科に行くことを勧めて終わった。そもそも彼女自身行かなければならないことは気づいていたようだ。僕は結局何もしていない。話を聞いただけだ。
彼女を家に送り届けてから、全速力で自転車を漕いだ。泣きそうだった。
「落ち込んだりまた元気になったりを繰り返して、それを繰り返すだけなのかな」
彼女の言葉が頭から焼き付いて離れなかった。僕はそれに何も言えなかったから。
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