遊ぶように働き、働くように遊ぶ

価値観、マインドセットの話。
どう考え、どう行動していくか。

(以下。記事一部抜粋及び再考)

世の中、社内でITやDX、M&Aや事業出資の話をよく聞く。

しかし、「どんなに良いアイデアがあっても、意思決定側に正しく意思決定する人がいなければ形にはならない。それならば、世の中に埋もれているアイデアを、十分なリソースを持っている大企業で実現する人間になる。」

特に、大企業が持っている強大なリソース(資金、土地、建物、人材、信頼など)。
そういうものを活かして、アイデアの種に水をあげるようなことをしていけば、世の中がもっと良くなるんじゃないか。

普段何気なく働くよりも、このくらいのマインドがあった方が面白くやりがいがある。
広義で「生き方や人生が豊かになる」

企業が出資先を検討するとき、自社事業との親和性を念頭に社内検討をするのが一般的だが、その物差しだけで精査をしてしまうのは機会損失の原因になっていると思う。

昨今、日本企業ではダイバーシティ推進が活発だ。しかし、日本企業の多くは、マイノリティ(少数派)に対し、マジョリティ(多数派)のやり方に倣うことを求めるやり方が一般的である。
例えば、女性活躍推進と謳いながら、「男性みたいに働けるのならば、『管理職にしてあげる』」といったアプローチをする。【同化型】
また、外国人や留学経験者などの語学堪能者を決まった部署に配属し、グローバル化を目指そうとするアプローチも散見される。【分離・隔離型】
これは、その部署だけが異なる職場風土を持つようになるが、組織全体で見れば、必ずしもダイバーシティが進むわけではない。
上記のように、ダイバーシティ推進をしようとすると、【同化型】【分離・隔離型】に留まりがちとなる。

そこには、区別や排他の発想が暗黙的に残っている。真の意味でダイバーシティを推進するためには、インクルージョン、つまり多様性を受け入れるという発想を根本に持つということが今後求められている。【統合型】

この論理からいけば、出資に対してもこの観点が必要である。
事業が多角化していく中で、タレントマネジメントの重要性が注目されているように、新たな価値観や風土を持ち込み、適材適所の人員配置や仕組みづくりをすることで、世の中をもっと良くしていきたい。

#キャリア


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