南アフリカツルの旅-1 到着まで
6月15日、いよいよ出発の日がやってきました。今回は、シンガポール航空でヨハネスブルグまで行き、そこで国内線に乗り継いでピーターマリッツバーグへ、そこに案内してくださる Ms. Jacquie が迎えに来てくれて、車で現地に向かう、という行程です。シンガポール航空は久しぶり。安心できますね。しかも今回の出発は羽田で便利です。
羽田発14時頃の便ですが、少し早めに空港へ。空港のTravelexで南アフリカランドに両替(ランドは銀行手数料が高いですね)。シンガポール航空のチェックインは3時間前スタートですが、まず機械で預け荷物のタグを取り出し、自分で荷物につける→カウンターでチェックイン手続きし、荷物を預ける、という手順でした。機械のところには係員さんがつきっきり。これ「自動〇〇機」というには名が体を表さないのでは、と、ちょっと思いました。セキュリティチェックにはスタアラゴールドの優先レーンはなし(残念)。イミグレ通って、さあ、国外だ!
もちろんANAラウンジに直行。
ビール(サッポロ)でほっと一息。
ANAラウンジといえばそば、ラーメン、なのですが、前回のセネガル行で覚えた、QRコードによる注文が作動せず(本サービスは国際線ラウンジのみで利用可能です、と出てきた。ここはどこ?)、口頭注文にて。いつものかきあげそば。これが今日の昼食。
さらに稲荷寿司とおにぎり(おかか)も食べてしまいました。右に写り込んでいるのは名残りの日本酒(観音下という銘柄でした。石川の酒。「かながそ」と読むらしい)。
さて、搭乗です。シンガポールからの折り返し機材到着遅れのため、30分ほど遅れての出発となりました。機内は結構混んでますが、満席ではありませんでした。幸い隣は空席でした。日本便なので日本人CAも乗務していますが、彼女、ぼくに対しては終始英語サービスでした。なんで?
日本と南アフリカ(ヨハネスブルグ)との間には7時間の時差があります。なので、ここからは「気分は7時間遅れ」で過ごします。シンガポール行きでは「ディナー」が提供されますが、7時間遅れなので気分はランチ。まずはシンガポール航空名物のシンガポールスリングをいただきましょう。
和食があれば迷わずチョイス。牛すき煮。
デザートにアイスクリーム(ブレブレ御免)。
シンガポール、チャンギ空港到着も約30分遅れ。乗り継ぎ時にターミナル移動もあり、あまり時間がありませんでしたが、SIAゴールドラウンジへ。
あまり時間がないのに、タイガービールおかわりしてしまいました。食べたのはスパイシービリヤニ。
ヨハネスブルグ行はほぼ満席。隣は白人女性でしたが、なんか途中でどこかに移動していきました。謎ですが結果隣空席。10時間乗るので、隣空席はありがたい。この便では「サパー」と朝食が供されますが、「サパー」は時差を考えると普通の夕食です。チキンブレスト。
朝食はアジア風と洋風と選べましたが洋風を選択。
ヨハネスブルグ到着。ここで少々戸惑いが。西遊旅行さんからは、出発の採集案内が、まずEmail添付で、ついで郵送で送られてきていました。Email添付のほうには「ヨハネスブルグ空港で現地旅行会社の係員が待っていて国内線チェックインのところに連れていってくれる」とありました。旅行には郵送されてきた方を持って行ったのですが、ふとそれを見ると「自身で国内線に移動」と書いてあります。はて・・・と思いましたが、国際線出口のわかりやすいところに、ぼくの名前を書いた札を持った係員が立っていて、国内線チェックインカウンターに連れて行ってくれ、チェックイン中も横に立っていてくれ、セキュリティーチェックの場所まで連れて行ってくれました。大きな空港なので、このサービスは大変たすかりました。しかし乗り継ぎ便出発まで5時間以上ある・・・
国内線ゲート近くで本を読んで過ごしました。日本人客もいますね(ここまでは日本人がいたのですが、ここから先ピーターマリッツバーグまで行くと、日本人はおろかモンゴロイドがほぼ絶無でした)。
これが国内線「エアリンク」の飛行機。近距離だしひょっとしてプロペラ?と思っていたらごらんのジェットでした。EMBREAR ERJ-135だか140だか。定員は40人弱。
エアリンクのロゴはタイヨウチョウなのですが、南アフリカの鳥図鑑見ても同定ができない。
1時間程度のフライトですが、機内食が出ました。サンドイッチ。ジュースは、オレンジがなくて、トロピカルフルーツミックス。
ピーターマリッツバーグの空港は小さな空港で、荷物を受け取るターンテーブルもなく、機体からカートで運ばれてきた荷物をピックアップするだけ。案内の Ms. Jacquieが迎えてくれて、結構なスピードで送ってくれました(ちょっと怖かった)。
Jacquieさんに、「今日どうする?」と聞かれました。今日ツルを見に行くことも可能。ただ疲れているなら休んだらいい、と。明日以降で確実にツルが見られるなら今日は休みたい、と答えると、大丈夫。100%だ、と。ネイチャーガイド(彼女はガイドではなく調査員だが)で、100%と言うのを聞いたことがなかったので、ちょっとびっくり。
宿泊はGranny Mouse Country House & Spaという宿。町中ではなく、いなかの、コテージが立ち並ぶ形式の宿です。ここでもちょっと予期せぬことが。①Jacquieさんもここに泊まるらしい(毎日迎えにきてくれるものと思っていた) ②二食付きと聞いていたのだが、ホテルとしては朝食付きで、夕食代はJacquieさんが支払うのであった ②についていうと、夕食付きだけど酒類は別払いだよな、と思っていたら、酒類まで旅行社払いだったのでちょっとお得感がありました。
てなわけで、毎日朝食から夕食までJacquieさんと一緒、ということになりました。まずは最初の夕食。ビールからスタート。南アフリカ産ビール、Castle Lager。
メインはチキンシュニッツェルにしました。もちろん南アフリカワインも飲みましたが、ひとりなので(Jacquieさんはワインは飲まないと)グラスでしか頼めないのがちょっと悲しかった。
さあ、明日から4日間、ツル三昧です!
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