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「コロンブス」で伝えたかった想い

Mrs.GREEN APPLEにより
6月12日にリリースされた「コロンブス」。
同日21時にYouTubeにて配信されたMVによって、
まさかの大ニュースとなってしまった。


正直に言うと、
わたしはMVを楽しんで観てしまった人だ。
無知とは悪であるとはこのことだろう。
コロンブスという人間に対する知識をはじめ、
映し出される映像の中に違和感も感じない脳無っぷりかもしれない。


MVは翌日の午後には非公開となり、
大森元貴による謝罪文も発表された。
世の中の反応に対して思うことはあれど、
MVなき今、
思いっきり歌詞を読み込んでみようと思った。
大森元貴の伝えたいメッセージはなんなのか。


⚠ MVについては考慮していません。
⚠ わたし自信の考察です。


大森元貴は「死」というものをしっかり受け入れている人だと思っている。
死は平等に誰しもに訪れる。
長短はあれどその日は必ずくる。
その日を必要以上に恐れておらず、
いつか来るその日までに何をしようかと考えている。

いつか僕が眠りにつく日まで

「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

ポップで弾けるような曲の冒頭でそんな言葉を謳っている。


コロンブスとはどんな人だったのか。
わたしの知識では「インドと思っていたらアメリカ大陸だった」というのを発見した人。
以上。
うわ…
言ってて恥ずかしい。
実際にはかなり厳しい歴史をお持ちのようで。
ではなぜコロンブスを題材にしたのか。

寄り道をした500万年前
あの日もやっぱ君に言えなかった

「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

言えなかった言葉は何か。

「ごめんね」
それは一番難しい言
大人になる途中で
僕は言えなかった

「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

”君を知りたい”

「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

自分の罪を認めて、
ちゃんと「君」に謝りたい。
僕は「君」を知ろうとしなかった。
だからもし言えるなら…
そう願ったのかもしれない。


偉大な大発明も
見つけた細胞も

「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

文明の進化も
歴代の大逆転も

「コロンブス」Mrs.GREEN APPLE

そんなものは地球規模、
宇宙規模で考えたら微々たることで、
そこに鼻高々になって偉くなった気になっても、
結局全てに訪れる「死」。
いつか訪れるその日まで、
どうせなら一緒に楽しもうよ。
傷つけ合ってばかりいないで、
一緒に生きていこうよ。


過去に犯した罪も、
そこから今なお続く争いも、
身近に起こる憎しみも、
なくなったらいいのだけれど、
悲しみの涙は今日もどこかで流されていて、
彼なりの地球住まう全てへの願いを込めたのかなと思った。


以上です。
なんだか遣る瀬無い…


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
わたしはこれからもMrs.GREEN APPLEを好きでいます。

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