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ねぇ、幸せ?

あ、わたしですか?
そうだな~。


幸せに決まってる。
愚問だね。


一つ前のnoteでも書いてたけど、
基本的に、
後悔しない選択を心がけている。
ナゼかといえば、
死ぬ時後悔したくないから。
というか、
生に対する執着があまりない。
こんなこと言ったら、
反感を買う可能性もあるんだけど。
ただ、
無駄な生き方をしようとは思ってないし、
今死のうとも思っていない。
その日は確実に来るのだから、
その時はさっぱりしていたいという願望である。


「だが、情熱はある」


この春一番ハマっているドラマ。
実に面白い。
めっちゃネタにしたいんだけど、
それは最終回までとっておこう。


昨日の放送では、
若林の出会いと別れがメインストーリーだった。
若林の父親との会話が妙に残った。
今幸せかと尋ねる息子に父親は、
「死にたくない、と思うくらいには幸せだ」
と答えた。
なるほど、と思った。
満たさてている時、
もういつ最期がきてもいいやって思う、
そう漠然と思っていたのだ。
でも、
若林の父親は、
幸せだから死にたくないと、
逆のことを言った。
幸せだと、
もっとその幸せを味わいたいと欲がでるのだろうか。
夜にお腹いっぱい食べても、
また次の日にお腹が空くように、
幸せもまた時間の経過とともに消化されてしまうのだろうか。


後悔しない選択をしていたら、
結局後悔しちゃうこともあるんだろうけど、
自分が納得できるんなら幸せだと思えるはずで。
そう思えるなら、
心置きなくその時を迎えられると、
ちょっと本気で思っている。
思っているのに。
でもそれは、
多分違うんだろうと、
氷水をぶっかけられた気分なのだ。
いい加減目を覚ませよ。
幸せは、
食べたら食べた分だけ欲しくなるんだって。
お腹が一杯になる時は多分ない。


そう考えたら、
生き方がちょっと変わるだろうか。
生きるために幸せを食い続けるのか、
幸せを食い続けるために生きるのか。


わたしは、
後者だ。



そしてそれは、
「その日」が思ってる以上に遠のくことを意味する。

最期まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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