見出し画像

やっぱ買おっかなと思った話

2022年7月8日
Mrs.GREEN APPLE
ARENA SHOW "Utopia"
およそ2年ほどの休止期間後はじめてのライブ。
一日だけのライブ。
わたしが観たのは映画館のスクリーン前。
生の空間っていうのは、
空気感とか、
音響とか、
そこにいる人たちとか、
色々ライブならではの楽しみ方があるんだろうと思うけれど、
スクリーン前では、
恐らく会場では遠いものが近くで観られる。
表情が見える。
会場に行くだけのエネルギーのない者の負け惜しみのような楽しみ方である。
(行けるなら行きたい気持ちはあるっていう事)


この日は、
国内で大きなニュースがあって、
ちょっと心がザワザワしていた。
楽しみにしていたけれど、
ちゃんと楽しめるか不安だった。
自分の気持ちが沈み込む理由もよく分からなかったけれど、
それ程に大きなニュースだった。


ライブが始まって、
曲が進むに連れてどんどん引き込まれ、
最終的にはニュースを忘れてライブを楽しませてもらった。
自分を保つことができた。
好きのパワーって凄いなってなった。


わたしがミセスに出会ったのは休止期間。
何がキッカケだったか…
インフェルノだったのかな。
子どもが炎炎ノ消防隊を観てたから?
ちょっとそこは記憶にないけど、
サブスクのお陰もあって、
聴き漁って、
イッキに好きになった。
ここ1年半は聴く曲ミセス三昧で。
活動再開するよってニュースを観て、
活動休止してたんだ?ってくらいには無知。
メンバーが2人減って5人から3人に。
5人体制での思い入れのないわたしにとって
活動再開することをただ楽しみに思っていた。
自分の好きな曲歌ってくれるといいな。
くらいののほほんである。


ライブを観ての感想は、
「ライブってこんなに数歌うの?」ってこと。
今回のミニアルバム”Unity”全6曲+数曲と予想していたから、
嬉しいびっくりでした。
そして、
メンバーが減るということの意味、
休止期間を経てこの日を迎えることの気持ち、
そういった、
曲以外の彼らを見られたことが良かったと思う。
人間味を感じたというか。


そして今、
You Tubeで休止期間から活動再開までに至る
ドキュメンタリー動画が配信されている。

ライブの日を迎えるまでに、
モノを生み出し創り上げる彼らの姿が映っていた。
一曲目に歌われたAttitudeの意味も知った。
若井滉斗(Gt)の言葉に、
「純度100%」の自分でライブに挑むと言っていた。
等身大の自分をさらけ出すことの不安よりも、
等身大ですべてを満喫したいという言葉に聞こえた。
まだ20代半ばの彼が言うのだ。
なんて凄いんだろう。
わたしは肩肘張りまくっていた時期だ。



いろんな感想を省いているが、
陰の努力を観た今、
改めてあのライブを観たくなった。


やっぱりディスク買おうかなって思った話でした。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?