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必勝!クローズアウト!

皆さんこんばんは、マーシャルです!
またまた大変期間が空いてしまい申し訳ありません><
前回は手番をパスされるダンスについて説明しましたが、その発展形となる必殺の攻撃方法を書くことが出来ていませんでした💦

今回は更に凶悪、かつハマれば一撃必殺になりうる「クローズアウト」について書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします!


前回のおさらい

前回こんな感じの場面を使ってダンスについて説明したのを覚えておりますでしょうか?
ヒットをされると「バー」という牢屋のようなところに送られて、赤はまず盤上に駒を復活させないといけない、というルールがありました。
画像では絶好の6ゾロが最悪の6ゾロになってしまう、「6ゾロダンス」が今まさに起こっております😵
赤は6進んだ19のポイントを白にブロックされているため、駒を復活させることが出来ず、無念の一回休みとなる「ダンス」が発生します。

バックギャモンで相手の駒をバーに押し戻す「ヒット」が重要な戦術というのは、まさにこういった展開を期待するという点が大きいですb

できればこういう展開が望ましいですが、そうそう6ゾロばかりは振ってくれないですよね?なのでこの形をもう少し発展させましょう✨


基礎かつ重要!~インナーメイク~

以前、自分のゴール目の前の6マスを「自陣」相手のゴール前6マスを「敵陣」と定義したことがありましたが、より専門の言葉を使うと自分の陣地の事を「インナー」とバックギャモンでは言います👍

ちょっと〇で見づらくなっていますが白は31を振っています。
3の目を8から5、1の目も6から5へと動かせば5にブロックが完成します。

この「インナー」に新しくポイントを作ることを「インナーメイク」と言います💄
一見31は合計で4マスしか進んでいない、レース的には小さい目です・・
しかしことバックギャモンで特に初期、31を振るのはとても幸運と言われています😳

試合が進んで赤をヒットし、赤の手番になりました。
赤は出来ればダンスはしたくないですが・・先ほどより復活が難しくなっていることが分かりますでしょうか?

6だけでなく、5を振ってもダンスをしてしまいます🥺さらに局面が進んで・・

赤は不運にもダンスが続いて白は4ポイントまで作ることが出来ましたb
とうとう5,6だけでなく4までダンス目となっています・・😨

ここまででインナーメイクの重要性が分かってきましたでしょうか?
今ですらかなり赤としては冷や汗ものですが

もしこのまま続いていったら・・・?



一撃必殺!~クローズアウト~

なんということでしょう!赤はとうとう何も出来ず、残すは1の目だけとなってしまいました😭祈りを込めてダイスを振るも1は出ず・・

無慈悲な54、赤は最後の1ポイントも絶たれました・・
白の「クローズアウト」完成の瞬間です⚰️

この後赤は何度ダイスを振ろうがサイコロには1から6までの目しか無いため、復活が不可能となります。延々とダンス💃をし続けるため、公式ルール的には赤が自動でパスをし、白がダイスを振り続けます。

これら一連の動作を「クローズアウト」といい、白からすれば後はダイスを振ってゴールを目指すだけ、競争相手のいないレースのようなものです🏁

決まれば一撃必殺!もはや必勝法とも言えるクローズアウトについての説明でした!バックギャモンはいかにこの形に持っていくか、もしくは持っていかれないか、が重要となりますので是非覚えてみてください👍


まとめ

今回の戦術についてざっと箇条書きをします。
・バックギャモンでは自分のゴール前6マスの事を「インナー」と言う。
・インナーにポイントを作ることを「インナーメイク」と言う。
・1から6マス全てをメイクすることを「クローズアウト」と言う。
「クローズアウト」までの過程でも相手は「ダンス」をしやすくなる。

クローズアウトをされないって言っても、具体的にどうやって防げばええねん・・と思う方、とてもセンスがあると思います⭐

次回はこの必殺技を防御する方法「アンカー」について書きますので、今後とも是非よろしくお願いいたします🙇‍♂️

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