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【1000字でススメ!】第42回「1:15 AM/アユンダ・リス」

みなさんこんにちは

ここは週1回ホロライブのオリ曲・歌みた動画から1曲選び、1000字程度でおすすめする。そんな記事。

今回の曲はこちら

「1:15 AM」アユンダ・リス/2023年4月10日

私は歌うだけ

今回取り上げるのはホロライブID1期生アユンダ・リスさんの「1:15 AM」

まずはこの記事を読む前にぜひ1回お聴きください。

「ALiCE&u」に次ぐ2曲目のオリジナル曲。
80年代のシティポップを彷彿とさせるメロディが、私たちにノスタルジックな気持ちを運んで来ます。
MVにおいてはくっきりとした筆致で描かれたイラストが据えらえており、アナログテレビを彷彿させる4:3のアスペクト比やブロックノイズによるざらついた画質によってレトロ感を見事に再現。
精緻に構成されたMVの出来は素晴らしいの一言です。

ホロライブにおいても1,2を争う彼女の圧倒的な歌唱力に裏打ちされて現代に再び蘇ったシティポップ。それは、懐かしさだけでなくそこから一歩先に進んで私たちに新鮮さすら感じさせます。

タイトルである「1:15 AM」というのは、深夜ふと時計が目に飛び込んでくるあの感覚を秀逸に表現しているのではないでしょうか。
そんな真夜中はタイムマシーンのように私たちを感傷的な世界へと誘っていく不思議な時間なのかもしれません。

さて、この曲のピックアップ歌詞はこちら。

Anytime you want it
I will sing out

【日本語訳】
いつでも聞きたいときは
歌ってあげよう

引用:アユンダ・リス「1:15 AM」(作詞:Ayunda Risu/作曲:Raditya joko Bramantyo)

時計の音に誘われ、過去へと導かれる彼女。
ふと振り返った先にはどんな思い出があるのでしょうか。

深夜も1時を過ぎた頃、起きている人も少なくなった静かな暗闇。誰もいないひとりきりの時間に、ついつい答えの出ない物思いに耽ってしまいます。

この曲において「なんのため」に対する答えは出てきません。しかし、「どうするか」ということに対しては引用した歌詞のように彼女の中で揺るぐことはありません。

それが進んでいくための強さだからです。

悩みの先に答えはあるのか。
わかっていることは、夜はいつか明け必ず朝が来るということだけです。


ホロライブIDのオリ曲・歌みたはホロライブID公式チャンネル「hololive Indonesia」さんの再生リストから見るのが便利です!あわせてご覧ください。

それではまた次回

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