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【1000字でススメ!】第57回「サンビタリア/常闇トワ」

みなさんこんにちは

ここは週1回ホロライブのオリ曲・歌みた動画から1曲選び、1000字程度でおすすめする。そんな記事。

今回の曲はこちら

「サンビタリア」常闇トワ/2023年8月8日

この想いに花の名を

今回取り上げるのはホロライブ4期生常闇トワさんで「サンビタリア」

まずはこの記事を読む前にぜひ1回お聴きください。

こちらは2023年初頭に行われた彼女の3周年記念ライブの最後にお披露目された新曲。
ストレートなロック調の曲も彼女の歌声を美しく響かせますが、その一方で芯のある力強いバラードも彼女の真骨頂。歌詞にこめられた一語一語の切ない想いがこちらの感情を激しく揺さぶってきます。

タイトルでもある「サンビタリア」。
それはヒマワリのような小さく黄色い花をつけるキク科の一年草の名前。小さいながら美しく自己を主張するその姿からでしょうか、その可憐な花の花言葉は「私を見つめて」です。
花言葉は花に想いを託す奥ゆかしさとともに、その瞬間瞬間の大切な想いを美しく飾り付ける装飾品。
この花はどんな想いを乗せて運ぶのでしょうか。

さて、この曲のピックアップ歌詞はこちら。

君と私の躰と躰の間に
酷く薄い皮膚さえ もう邪魔になるくらい
その鼓膜 その心臓
ずっと奥にさわれたら

引用:常闇トワ「サンビタリア」(作詞作曲:keeno)

美しさという言葉だけでは表現できない果てしない願い。それは、誰かを想う気持ちは綺麗事だけでは片付けられないということを意味するのかもしれません。

溢れ出て止まらない想いとともに、どこか不安な気持ちを隠すように響く歌声。
「私を見つめて」というエゴイスティックな想いは、自らを奮い立て美しく見せるための決意の言葉なのでしょう。

先月、初のソロライブである「Break your xxx」を成功させた彼女。
その躍動は日に日に目を見張るものとなり、月日を経ていまなお留まることを知りません。前述したライブの副題が「私の居場所」であったように、ホロライブという咲く場所に出会った彼女は美しく花を咲かせ続けていきます。

ますます美しく咲き人々を魅了していくその姿に、私たちは決して目を離すことができません。


ホロライブのオリ曲・歌みたはホロライブ公式チャンネル「hololive ホロライブ - VTuber Group」さんの再生リストから見るのが便利です!
あわせてご覧ください。

それではまた次回

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