ヴイアライヴの現在を語る② 〜 ついに3Dお披露目!
みなさんこんにちは
前回の記事から随分と間があきました今回もアイマス発のVTuberヴイアライヴについて語っていこうと思います。
前回の記事からこの記事の間にゲーム実況配信の解禁や、彼女たちの大先輩にあたる765プロの天海春香さんが公式番組ゲストに登場するなど結構大きな動きがありましたね。
ほかのVTuberと同等以上に彼女たちの活動の幅も少しずつ拡がってきたのではないでしょうか。
個人的には公式番組に講師として吉田尚記アナが出演しており、昔「ミューコミプラス」を拝聴していたので懐かしい気持ちになりました。現在はバーチャルMCの一翔剣としても活躍していますね。
閑話休題
さて、今回は去る2023年11月27日(日)に3Dお披露目リレー配信が行われたのでそのことについて記事を書いていこうと思います。
ではいきます。
待望の3D配信。愛夏さん、レトラさん、宇宙さんの各チャンネルで40分ずつ(余裕を持たせてあり正味30分ほど)、その後ヴイアライヴ公式チャンネルで30分間彼女たち三人揃っての3Dでのパフォーマンスが行われました。
各個人の配信内容としては、歌→トーク→企画→スクショタイム→歌の順番で共通です。
ここからは各アイドルの内容を簡単に振り返っていきます。
※配信内容のネタバレを含みますのでまだご覧になっていない方はご注意ください。
■灯里 愛夏さん
トップバッターはもちろんこの人。
ヴイアライヴ信号機トリオの赤色、灯里 愛夏(ともり まなか)さん。
オープニングで歌った1曲目は「KAWAII ウォーズ 」(初出:ゲーム「アイドルマスター スターリットシーズン」(2021))。
初出である「スターリットシーズン」は現在出ているアイドルマスターのコンシューマーゲームとしては最新作となっており、CSゲームとして初めて初代765PROのメンバーだけでなく、シンデレラガールズ(デレマス)、ミリオンスターズ(ミリマス)、シャイニーカラーズ(シャニマス)を含めた4タイトル合同作品となっています。
本曲はまさに「かわいい」をテーマにした曲で彼女の声にもピッタリでした。
そして、企画コーナーは「初めての体力測定」。
腹筋・腕立て・反復横跳びの3種目に挑むのですがだいぶ苦戦しておりました(腕立て伏せにいたっては驚異の0回……笑)。
まあ、最後の反復横跳びでは辛うじて同年代の平均を超えたのでOKということで。
そして写真撮影大会(スクショタイム)。
グリーンバックを背景にかわいいポーズを決めてくれるかと思いきや、まさかの初手土下座。
愛夏「コラ職人の人たちいるでしょ! 使えよ! 面白く使ってくれよ!」
それでいいのか灯里愛夏……!(笑)
このあとはちゃんと清楚(?)でかわいい(?)ポーズを取ってくれましたよ。
さて撮影大会も終わり2曲目は「Blooming Star」(初出:ゲーム「アイドルマスター ステラステージ」(2017)をお披露目。
こちらはステラステージにおけるライバル・詩花さんの持ち曲であり、バレエを生かした振り付けが使われていることからも彼女にぴったりな1曲ではないでしょうか。
あっという間の30分。彼女の全力の可愛らしさを感じることができました。
■レトラさん
続いてはこの人。
ヴイアライヴ信号機トリオの黄色、レトラさん。
1曲目は「relations」(初出:ゲーム「アイドルマスター」(2007))。
こちらは人気キャラ星井美希さんの持ち曲でもあり、初代からの人気曲です。彼女自身、美希と髪色や飄々としてるところが似ていたりすることもあってとてもマッチしていました。
企画コーナーは「愛犬を吸え! 番犬レトレト」。
触れると爆発する番犬のなかから一匹だけいる愛犬を見つけ出し犬吸いするという名(迷)企画です。
……え? なに言ってるのって?
こっちが聞きたいわ!
危険な番犬の群れを避け(?)、無事犬吸いを完了。
爆発する際に電気が流れるらしいのですが、あまり効いていないのも個人的にツボでした。
そして写真撮影大会(スクショタイム)。
レトラ「かわいいアプリで撮ってねー!」
さすがアイドル候補生。セクシーポーズもバッチリ。
愛夏さんの土下座ポーズを受け、それに合う(?)ポーズもとってくれました。
そしてあっという間の2曲目は「1st Call」(初出:ゲーム「アイドルマスター スターリットシーズン」(2021))。
961プロ所属のアイドルユニットDIAMANTのユニット曲になっています。作中ではライバルキャラ歌っていることもありますが、ロックでクールな曲を見事に歌い上げていました。
クールな曲と自由奔放な彼女の姿とのギャップが存分に楽しめました。
■上水流 宇宙さん
ラストを務めるのはこの人。
ヴイアライヴ信号機トリオの青色、上水流 宇宙(かみずる こすも)さん。
1曲目は「99 Nights」(初出:ゲーム「アイドルマスター ワンフォーオール」(2014))。大人っぽい雰囲気が漂うクールな楽曲が彼女によく映えます。私自身この時期アイマスにどっぷりだったため懐かしいですね。
企画コーナーは「見て覚えろ! 10分で覚えて踊ってみた!」。
「アイドルマスター ミリオンライブ」のリズムゲーム「シアターデイズ」のMVを見て10分間で踊れるようにするというもの。課題曲はユニット曲の「DIAMOND JOKER」になっており、少し見ただけでもだいぶ難易度が高そうでした。
しかし、これを見事に踊りきり彼女の能力の高さを見せつける結果に。動きもキレキレでしたね。
アニメ「アイドルマスター」6話における美希が真のダンスを見て振り付けを瞬時に覚えたシーンが思い起こされたプロデューサーも多いのではないでしょうか。
そして写真撮影大会(スクショタイム)。
さすがヴイアライヴの清楚枠ポーズもお淑やかでかわいいですね。
宇宙「めっ!」
え? 荒ぶる鷹のポーズ? ぶーんのポーズ? コロンビア?
ちょっとよくわかりませんねぇ……。
そして2曲目に歌ったのは「ダンスダンスダンス」(初出:ゲーム「アイドルマスター スターリットシーズン」(2021))。
テクノポップ調の曲から楽しげにダンスを踊る姿が印象的。ダンスで始まりダンスで終わる彼女らしいお披露目配信だったのではないでしょうか。
あっという間に3人それぞれの配信が終わり、いよいよ次は3人集まっての配信です。
■全員集合
各チャンネルでの配信を終え、3人が公式チャンネルに集まります。
3人揃うと賑やかさも3倍。これまでの配信を通して3人の仲の良さや息が合っている感じが伝わってきます。
愛夏さんの土下座ポーズが早速いじられ和やかな雰囲気のなか、3人揃っての企画コーナーは「絆を試せ! ヴイアラジェスチャーゲーム」。
1分以内に10問正解すればご褒美で高級焼肉弁当が食べられるという太っ腹な企画。
この3人にかかればもちろん10問正解も簡単でしょう!(フラグ)
……というわけで、なんとか泣きの3回目で無事クリアしました。
そしてお待ちかねのオリジナル曲のタイトルは「リローディング」
作詞を担当した大澤めいさんからのメッセージは以下の通りです。
こちらの曲は事前に公式X(旧Twitter)上で楽曲タイトルのブレストが行われていました。
まさに作詞を担当した大澤めいさんを始めとする製作陣、スタッフ、視聴者(プロデューサー)それぞれの想いが詰まったタイトルになったのではないでしょうか。3Dの肉体を手に入れてまた新たなスタートを切る彼女たちにとってぴったりの曲です。
激しいロック調のナンバーであり生き生きとしたパワフルなパフォーマンスは、これから未来へと踏み出していく彼女たちの意気込み・覚悟をひしひしと感じました。
■おわりに
ここまで駆け足で振り返ってきました。
今回の3Dお披露目配信、彼女たちが5月の初頭にデビューしたことを考えると、約半年でのお披露目はスピード実装と言ってもいいかもしれません。
Live2Dからそのまま出てきたような3Dで、トラッキング含めてとても素晴らしい出来でした。
また、アイドルマスターシリーズは各タイトルでリズムゲーがリリースされており、ライブ映像も大きな魅力のひとつ。今回のお披露目においてもカメラワーク、ライブ演出等々随所にこれまで培ってきたノウハウが発揮されていたように思います。
アイドルマスターはアイドル育成ゲームという性質から、これまでに大小問わず数多くのリアルライブが行われてきました。
しかし、時代柄作中のアイドルがそのままステージ上に立つわけにはいかず、ステージで歌い踊ってきたのいわゆる中の人である声優の方たち。
それは副次的に「2.5次元」などの言葉に代表されるように魅力的なアイドル声優を生み出していき、相互の魅力が絡み合い「アイドルマスター」というコンテンツの人気に寄与してきたのは間違いありません。
しかし、VTuberに代表されるようにいまではバーチャル(仮想世界)での姿そのままでステージに立ち、歌い、踊ることがもはや特別なことではなくなりました。
初代アイドルマスターにおいても2024年に萩原雪歩・菊地真の二人によるライブが予定されています。これまで演者がステージに立ってきたアイドルマスターにおいても着実にその波は押し寄せています。
ただそれが彼女たちにどのような結果を与えていくのかはまだ未知数。
ともあれ今回の3Dの実装によって、彼女たちの活動の幅もググッと拡がっていくことは間違いありません。
次のステージへと踏み出した彼女たちの今後に期待してこの記事を終わろうと思います。
それではまた
※おまけ
土下座から生まれた夢の共演。
せっかくなのでコラ画像をどうぞ。
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