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【1000字でススメ!】第86回「ネコカブリーナ/猫又おかゆ」

みなさんこんにちは

ここは週1回ホロライブのオリ曲・歌みた動画から1曲選び、1000字程度でおすすめする。そんな記事。

今回の曲はこちら

「ネコカブリーナ」猫又おかゆ/2024年2月22日

猫かぶったままでもいいんじゃない?

今回取り上げるのはホロライブゲーマーズ猫又おかゆさんで「ネコカブリーナ」

まずはこの記事を読む前にぜひ1回お聴きください。

こちらは自身の誕生日に発表されたオリジナル曲。
作詞作曲は1stオリジナルソング「もぐもぐyummy」を手掛けたピノキオピーさん。
「もぐもぐyummy」を彷彿とさせる曲調ですが、比べてみると少し硬いボーイッシュな歌声から柔らかい女性的な歌声になっており、活動を通しての彼女の変化が現れているのかと思うと感慨深いものがあります。
かっこいい彼女の歌声も勿論良いのですが、やさしく包み込むような甘い歌声もまた最高です。

タイトルは「ネコカブリーナ」。
本性を隠しておとなしそうに振る舞う様を表す慣用句「猫をかぶる」、そんな人を外国語の女性名詞風にした造語でしょうか。
「猫を被る」はネガティブなイメージで語られることが多いですが、そんなことは一切感じさせない爽やかさがこの曲にはあります。

さて、この曲のピックアップ歌詞はこちら。

ネコカブリーナ(にゃー)
猫かぶりな(にゃー)
ちょっと臆病な君が好き
君も ぼくも 馴染めない世界で
やっと見つけた居場所だから

引用:猫又おかゆ「ネコカブリーナ」(作詞作曲:ピノキオピー)

人生を円滑に生きていくうえで、いつの間にか心の内を隠して上辺だけで相手に接することが多くなってはいないでしょうか。

しかし、包み隠さずに腹を割って話すというのは聞こえは良いですが、内心というのは綺麗なものだけではないのもまた事実。
本を正せば「猫を被る」のは誰かに近づくための所作なのかもしれません。

上辺だけを取り繕うのははたして正しいことなのか。
そんな湧き上がる疑問を肯定してくれるこの歌、そして彼女はやさしく私たちの心を救ってくれます。

自らの弱さすらも許すこと。
そうしてどこかに自分の居場所に折り合いをつけていくことが人生なのかもしれません。

あなたは今、猫を被っていますか?


ホロライブのオリ曲・歌みたは、「にじさんじ」「ホロライブ」「ホロスターズ」の音楽系動画をまとめているサイト「VMusic Ch」さんから見るのが便利です!
あわせてご覧ください。

それではまた次回

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