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【1000字でススメ!】第15回「シャルイース/アキ・ローゼンタール」

みなさんこんにちは

ここは週1回ホロライブのオリ曲・歌みた動画から1曲選び、1000字程度でおすすめする。そんな記事。

今回の曲はこちら

「シャルイース」アキ・ローゼンタール/2020年6月29日

彼の地に歌は満ちる

今回取り上げるのはホロライブ1期生アキ・ローゼンタールさん(以下アキロゼ)の「シャルイース」

まずはこの記事を読む前にぜひ1回お聴きください。

2018年に一部発表され、本MVが発表された2020年にフルバージョンが公開されました。
アキロゼさんの異世界から来たハーフエルフという設定通り、こちらの曲はなんと全篇彼女が描き下ろしたエルフの国の言葉で綴られています。
その完成度の高さは見事で、北欧風の伝承歌のように幻想的で厳かな雰囲気を纏っています。

「シャルイース」は彼女の生まれたエルフの国の名前。まさにアキロゼさんの代名詞とでも言うべき曲です。
ライブでこの曲が披露されると、私たちはこのMVのような異世界へとあっという間に導かれてしまいます。

さて、この曲のピックアップ歌詞はこちら。

Es tuna ligali vidia
Falatost lumia diz lomo
Kuls winia  nina i ji'ulyc

【日本語訳】
成すべきことがあるならば生きるのだ
かの死は名誉だが美徳ではない
声を上げよ、拳を上げよ、灯火を掲げよ

引用:アキ・ローゼンタール「シャルイース」(作詞:アキ・ローゼンタール/作曲:kotoki・小林将司)

日本語訳された歌詞を見ていくと王や姫という言葉が出てきて、まるで一冊の物語の本のよう。曲調と相まってとても幻想的です。

そして今回取り上げた部分の歌詞はこの歌の中でも特に言葉が強い部分。

人々を暖かく見守るシャルイースの大地。
そこで生まれて生きる者たちに、力強く生きていくことが肝要であると歌います。

美しい死よりも、泥臭くも活気に満ちた生こそが道を切り開いていく。

シャルイースを離れ、こちらの世界で活動するアキロゼさん自身をも鼓舞しているようです。
どんな困難に陥っても母なる大地は私たちを見捨てることはありません。

私たちも各々の「シャルイース」に抱かれ、日々を生きていくのでしょう。

ホロライブのオリ曲・歌みたはホロライブ公式チャンネル「hololive ホロライブ - VTuber Group」さんの再生リストから見るのが便利です!
あわせてご覧ください。

それではまた次回

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