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大好きな図書館の紹介と、その将来を考えた。

おはようございます、Martです。
本日はこの後いろいろ予定が詰まってますので、手短に。
昨日、佐倉市の図書館に行ってきました。
滞在時間は短めでしたが、とても良い図書館だったのでちょっとご紹介しつつ、ぼくの図書館利用についても。

図書館は知の宝庫!

何を今さら、なのですが、
図書館は“現代の叡智の集積地”と言えるほど、さまざまな書籍が揃っています。

とはいえ、その立地やできた時期、大きさなどの諸条件により、実際の蔵書量や質などは千差万別。
中には用途を限定し、少ないスペースで集中的に情報提供を行っている館もありますね。
最近では、子ども専用の図書館なども結構増えています。

コロナ禍で営業時間の短縮や休館などもあり、なかなか使いにくい状況ではありますが、やはり「市民の学びと憩いの場所」として、公共の図書館はありがたい存在です。

ぼくも自分のお気に入りの図書館が見つかると、結構毎週のように通っていたりしたものです。

図書館も、運営する自治体によりかなり方針が変わります。

これまでに一番素晴らしい!と感じたのは、東京都目黒区の運営する図書館群でした。

目黒区は、当時ぼくの住んでいた世田谷区に比べ、図書館の数と充実度が段違いだったので、世田谷区民ながら、しばし、というか、いつもお世話になっておりました(*^^*)。

目黒区図書館の最大の特徴は、その貸出し数。なんと一人20点まで借りることが出来ます。
実は以前は「30点」までだったのですが、いつのまにか変わってました(´・ω・`)
でも「20点」でもぜんぜん少なくありませんよねw。

でも、ぼくの知る限り最も多くの資料を貸し出してくれる図書館です。

まずは、八雲中央図書館(〒152-0023 東京都目黒区八雲1丁目1−1)
都立大学駅から徒歩8分。以前都立大学があった小高い丘に作られためぐろパーシモンホールや八雲体育館などと併設されている図書館で、地下のワンフロワーですが、オープンテラスもある広大な敷地で天井も高く、実に居心地の良い場所です。

お蔭で人気が高く、窓際の閲覧席を確保するのはかなり困難でしたが、それでも内側の席はチラホラ空きがあったので、お一人さまだったら楽に座れました。

併設の大きな駐車場もあり、利便性は非常に高い図書館でした。



大橋図書館も印象的な図書館。

一部では“天空の図書館”とも呼ばれていますねw。
図書館も含め、ここいら全体は「目黒天空庭園」という名前が付いてます。
池尻大橋駅から歩いて5〜6分の大橋交差点角にありますが、首都高速の大橋ジャンクションとつながってます!(合体?)

建物の一部に大橋ジャンクションから伸びた道路がつながっており、あの有名な“らせん状”の建造物を構築しているのです。

屋上には庭園があって、のんびりするには良い場所です。
(高所恐怖症の方には、あまりオススメしませんがw)

とまあ、目黒区は都内でも有数の“図書館大国?”ということですので、
お近くの方はぜひ一度しらべて、訪ねてみると良いでしょう。

一方、佐倉市の場合は…

まあ、大都市東京の目黒区に比べるのはどうかと思いますが、
佐倉市の図書館も、なかなかのものです。

市内には6つの図書館がありますが、その中でも今回ご紹介したいのは、
佐倉南図書館です。

この図書館は、珍しく佐倉市立根郷中学校に隣接しており、中学校の校舎と渡り廊下で連結してあります。
写真がないので今度撮ってきますが、まるで中学校の図書館かと思うほどでした(^o^)。

場所的には最寄りのJR物井駅から徒歩だと25分はかかるので、もっぱらクルマ移動が原則でしょう。
広大な無料駐車場(95台)がありますので、利用に不便はありませんが、都会ではちょっと考えられないような立地です。

まあ、この辺りは何につけ基本“クルマ移動”が原則のような土地柄なので…^^;。

蔵書数などは明らかになっていませんが、恐らく佐倉市で一番大きく、新しい図書館なので、CDやDVDなどの蔵書も多く、かなり“楽しめる図書館”となっています。

周りにはコンビニが1軒ある程度ですが、クルマで少し走ればファミレスやスーパーなどもありますから、それほど“不便”を感じることはないと思います。

佐倉市在住の方以外には、あまり役に立たない情報かもしれませんが、
ぼくの住んでいるエリアにも、こんなに立派な図書館があることは、とてもありがたく、思わず紹介したくなってしまいました^^;。


もう一つは、比較的“駅チカ”の佐倉図書館です。

こちらは京成佐倉駅から徒歩10分ほどの丘の上にあり、佐倉美術館の並びで、佐倉城址公園や歴博、市役所も近いという、まさに佐倉市の中心部にある図書館です。

しかし、見るからに“古さ”を感じる佇まいなので、現在その斜め前の場所に、新しい図書館の建設が進んでいます。

その建設には賛否両論があるようですが、ぼくとしては“徒歩圏内”の施設になりますので、完成を楽しみにしています♪。

ここには佐倉市の歴史関係の書物が多くあり、歴史専用の部屋もありますので、佐倉の郷土史を知りたい場合には重宝します。

ここは駅チカということもあり、駐車場が狭いので、徒歩での利用をすすめています。

図書館の将来像

図書館に関しては、現在の出版不況を鑑み、さらにIT時代への発達などで、その存在意義を問ういろいろな意見がありますが、これだけの施設が日本の津々浦々にもあるということは、一定の価値を認められてのこと、と思います。

国の中心地にあり、「知の集積地」としての国会図書館の様な施設と、地方の各所に点在する「市民の学びと憩いの場所」としての施設では、かなり性格が変わってくるとは思うのですが、やはり図書館は「文化・情報の発信地」としての指名をおっているわけで、ITによる情報が反乱する現代にも、その存在価値があるからこそ、存在しつづけているのだと思います。

著者や出版社の「出版する意欲」を損なわぬような取り組みが進むことを願ってやまないわけですが、同時に自らもその“利用方法”を発信するように心がけないと、利用者はどんどん減少していき、図書館自体の存続にも影響が出ますし、納税者が図書館の建設に対し疑問をいだくと思います。

コロナ禍でイベント等の制限はありますが、オンラインでも出来る情報発信の方法などを検討し、「自らが発信する図書館」ができないものかな、とぼんやり考え始めた、今日このごろでした(*^^*)。

ではまた!

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