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ペット飼育におけるネグレクトについて考える。<伍>

※ これは、ペット飼育ネグレクト疑惑動画をupしているYouTubeチャンネル『やまねこと猫』の動画を振り返り、問題点を検証していく記事である。

■ お出掛け、サウナ、減薬。

おじさんはロロに刺激を与えるのが好きだ。
外の風や太陽光がロロの身体に良いと思っているらしい。
そして、獣医から処方される薬は好きではないようだ。
確かに家の中で籠っているよりは、たまに外へ出るのは良いのかもしれない。
だが、良く考えてほしい。
ロロはワクチンを打っておらず、ウィルスがその辺にウヨウヨいる状態の場所に行っても大丈夫なのだろうか。
真夏の、エアコンの室外機が2台もある猫小屋に数分といえど放置する。
それらがロロの発作を引き起こしているかもしれない、とは考えないだろうか。
そして減薬である。
通常ならば減薬というのは獣医の指示の下、徐々にしていくものではないのか。
おじさんの減薬とは、『今日は調子良さそうだから、減らすね』という方法だ。
その結果がロロの発作を多発させた可能性は否めない。
また、様々な動画で多くの視聴者が、ロロに強い光は当てない方が良いというコメントが寄せられているにもかかわらず、それを止めることは無い。
おじさんは今後もロロに対して刺激を与えていくという。

■ 先延ばしされている『去勢手術』

いつの間にかメンバーシップを始めたおじさん。
動画内で声出しも開始したためか、不定期に生配信をするようになった。
(生配信のアーカイブのほとんどは、メンバー限定動画となっている)
7月某日に行われた生配信ではゼン・ポン・ゴン・コンの去勢手術について質問があり、その時には『そろそろしようと思う』と答えていたおじさんだが、それから2ヶ月、去勢手術をする気配は一向に無い。
おじさんの住む山口市では、「山口市猫の適正飼養等ガイドライン」というのが策定されている。(リンク先のページ下部にガイドラインのパンフレットがpdfファイルでダウンロード可能となっている)
これによると、去勢手術のメリットとして、

・尿の臭いが薄くなる
・性格が温和になり、ケンカ、家出が減る

などが挙げられている。
特にポンとコンは保護直後の検査で猫エイズ陽性と診断されており、恐らく猫エイズは確定だろうという理由で再検査が行われていない猫である。
今後、去勢されていないことにより発情のストレス等によって、流血沙汰の喧嘩に発展する可能性もゼロではない。
それにより、(もし猫エイズが確定だったとして)他の健康な猫たちが猫エイズに感染したとすれば、病気の蔓延に繋がる。
隔離せずに他の猫たちと過ごさせている今の状況が、どれだけ危険視されているかおじさんは全く理解してくれないのである。

猫飼育ガイドライン01
猫飼育ガイドライン02
猫飼育ガイドライン03
猫飼育ガイドライン04

※ 「山口市猫の適正飼養等ガイドライン」一部抜粋。
ハイライト部分はこちらで編集したものである。

■ 適正のガイドライン

さて、過去に飼育している猫のほとんどを脱走させたおじさんであるが、ポンやコンが脱走し近隣にいる地域猫を妊娠させない可能性、これもゼロではないということを頭に入れておいてほしい。
さらに、現在進行形で炭治郎が結石により入院していることから、猫トイレの確保と4匹の去勢手術を早急に行ってほしいと願うばかりだ。
すでに炭治郎が入院するほど酷い症状である事に気付かなかったことで、お世話をしきれていないことが露呈している。
上の画像にある通り、生活環境を考えればこの家は飽和状態にあると考えられる。
何度も言うが、この家の猫たちはおじさんの玩具ではない。
15匹もの猫を飼っているということがステータスなのだとしたら、そんなものは投げ捨ててほしい。
猫たちの幸せを一番に考え、里親探しの準備を始めてほしいと心底思う。

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