【映画】R6.3/29公開 クリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」@第七藝術劇場
たぶん米国(人)にとっては広島・長崎への原爆投下はエッセンスの一つにすぎず、戦後アメリカに吹き荒れた赤狩りの嵐の中で、英雄「原爆の父」がいかに失脚したかが重要だったのではないか。
良いか悪いかではなく立場の違いからくる見え方の違い、物語の違い、そう考えさせられるような構成であった。
米原子力委員会委員長だったルイス・ストローズの存在が、映画終盤にすごく大きくなるのをどう解釈したら良いかが、本作最大のポイントのような気がする。
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