SNSに怒らされるということ

一時期とあるゲームのTwitterがとことん炎上しまくっていた時があって、そこに毎日のように首を突っ込んで焚き付けてはRTやいいねの数を見てニヤつくという最悪な時期があって、それはさらにエスカレートしていってツイッタラーとか企業アカウントに普通に喧嘩を売りまくったりし、世間をバカにした言動がバズって調子に乗っていたり、文字通りの地獄を生成し続けたのだけれど、今振り返ると、あのとき自分は自らに危害が加わったとかそういう事に対して怒ってなにかをしていたというよりかは、TLに流れてきたものにひたすら憤っていただけなのかなと思った。ちなみに今はあんまりやってません。心が平和になりすぎているので…

鬱屈している人はどこか怒りたいという気持ちがあるように感じる。たとえばワイドショーの報道に悪態をつくようなおじさんおばさんを思い浮かべて貰うのが一番早いだろう。

そこへ無限に憤れるネタが供給されてくると大変なことになってしまう。昨今のTwitterは特にそういう風潮を感じる。怒りたい人、怒らせる人、怒らされている人に溢れている。

この怒らされているというのが厄介で、本来自分にはなんの関係がないような事柄にもひどく怒って怒りのお気持ちリプをぶん投げて、それで満足するかと言われると意外としなくて、リスクの割にリターンがないというか、結局怒った割に鬱憤も特に晴れずに終わっているのだが、本人はそれに意外と気付いておらずにさらに繰り返してドツボにハマっていくという人が結構居る。俗に言う「あの人は変わってしまった」と言う奴だろう。

そういった負のスパイラルから抜け出すには、情報を断つのが一番良い。

もちろん、急にTwitterをやめるのは意志の強い人でない限りはなかなか難しいので、まずは優しいものだけを見ていこう。寝取られや○○○は脳を粉々にするアレです。

ネガティブなRTばかりしているタイプのアカウントRTを非表示にしたりミュートすることで、それだけで改善されていきます。トレンドも読めない言語の国に場所を変えて使わなくしましょう。なぜならトレンドは半分ぐらいは怒らされるようなものだからです。

そうして嫌な情報を断っていくと気持ちに割と余裕が出てきます。多分普通の人はここまで行かないのかもしれませんが自分のようなタイプにはかなりおすすめです。

皆もTwitterに怒らされるのはやめましょう。Twitterばかり見て関係のないことに怒っていても仕方なく、その時間でビッグマックでも食っていたほうが有意義だからです。

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