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【占星術】"エレメント"から見るこれからの生き方

今週1週間は"自分を知って来年に備えよう"という事で、『年末特番』的な感じで投稿していきたいと思います。

初日の今日は「エレメント」について!


※説明なんていいよという方は、目次の「ホロスコープでエレメントの偏りを見る」からお読みください。


エレメントとは主に価値観や自身の性質を表す要素で、「火」「地」「風」「水」の4つに分類されています。それぞれ「直感」「感覚」「知性」「感情」を主とする傾向にあり、さまざまな意味を取るのです。

例えば、「火のエレメント」は牡羊座・獅子座・射手座の3種類なのですが、各々行動傾向は全く違います。


牡羊座・・・誰も始めていない事をスタートさせたり、とにかくアピールをしたがる。直観的な行動原理を大切にする(自分が)

獅子座・・・自分をドラマチックに演出し、周囲の者を勇気づけたり楽しませたりする。自らコンテンツを作る能力に長けている(人と)

射手座・・・未来や遠い先を見据えた行動を取り、周囲のものを導く役目を果たす。自分の考えを世に広めていく(社会で)


と、違いが出てくるわけです。

最後の( )部分にも付け加えましたが、星座の移り変わりは「自分中心」「人と協力」「社会で活躍」と徐々に広い世界へと広がりを見せていますね。

このように、エレメントが及ぼす影響は非常に大きいです。その星座の価値観が決まるわけです。


各種エレメントについて


エレメントの詳細について先に書いておきます。やや専門的な内容になるので、興味ないよという方は飛ばしてもらって構いません。


火のエレメント

これまでの流れを断ち、新たなものを創造する意思が強い。挑戦的で闘争心があふれている。自分を中心に考える傾向にあるため、エゴが強いのも特徴。

持ち前の行動力を持って切り開いていくが、失敗を繰り返したり安定感に掛ける傾向にある。常に上昇し続けるエネルギーを宿している。


地のエレメント

自身の経験や感覚を大切にし、物的豊かさを象徴する属性。4つのエレメントの中で最も地に足がついた安定的な要素で、エネルギーをその場に留めて保持させる力がある。

代わりに、新しい事を苦手とする傾向があり、現状からなかなか抜け出せず新たな価値観の吸収が困難になる事も。


風のエレメント

風のように自在に動き回り、さまざまなもの同士を関連付けて結びつける役目を果たす。広い視野を持っていて、学んだことを応用したり、ものとものの違いを見抜く能力もある。

移動力の高さが魅力的だが、逆にその場に留まったり情感を探ったりすることは苦手。狭い視野に縛られたり、押さえつけられるとストレスの下になる場合がある。


水のエレメント

その時々で自由に形を変化させて、相手と一体化しようとする性質を持つ。感受性が非常に強く、全エレメントの中で最も繊細。

気持ちに寄り添った行動傾向があり、洞察力やスピリチュアル的で目には見えない繋がりなども大切にする。客観的や視線や、自ら物事を始めることには慎重かつ苦手である。


ホロスコープでエレメントの偏りを見る


ホロスコープの出し方については、以前の記事をご覧ください(リンクから飛ぶことができます)

エレメントを見るには「自分のホロスコープの天体と星座の関係はどうなっているか」を確認する必要があります。

これを調べるために「サイン・天体の記号表」を使います。こちらで「太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星」の10天体がどの星座(サイン)かを調べていきます。

星座(サイン)と星の記号対応表。
ものによっては記号がごちゃごちゃしていて見辛いけど、頑張って探そう。


上記はいつもの私のホロスコープです。こちらで実際に行ってみましょう。

  •  月  ☽ : 魚 座 ♓

  • 水 星 ☿ : 射手座 ♐

  • 金 星 ♀ : 天秤座 ♎

  • 太 陽 ☉ : 蠍 座 ♏

  • 火 星 ♂ : 蠍 座 ♏

  • 木 星 ♃ : 乙女座 ♍

  • 土 星 ♄ : 水瓶座 ♒

  • 天王星 ♅ : 山羊座 ♑

  • 海王星 ♆ : 山羊座 ♑

  • 冥王星 ♇ (※): 蠍 座 ♏

(※)冥王星の記号は以下の2種類あるので、該当する記号を参照して下さい。

冥王星の記号について

こんな感じで仕分けることが出来ました。ここまででも、かなり面倒な作業だと思います。

ここから、以下の区分に従ってエレメント毎に分類します。

  • 火のエレメント:牡羊座、獅子座、射手座

  • 地のエレメント:牡牛座、乙女座、山羊座

  • 風のエレメント:双子座、天秤座、水瓶座

  • 水のエレメント:蟹座、蠍座、魚座


これから私のエレメントを分けると

火のエレメント:1個(射手座)
地のエレメント:3個(乙女座、山羊座2個)
風のエレメント:2個(天秤座、水瓶座)
水のエレメント:4個(蠍座3個、魚座)


となりました。この中で最も多い2個をピックしてください。それが「エレメントの偏り」を示しています。

ちなみに私は水が最も多く、次いで地が多いので「水×地」ってことです。一応覚えておいてくださいね(笑)


なお人によっては「4:2:2:2」や「3:3:3:1」など、実際には複数のパターンが該当することも少なくありません。特に前者の場合「4と他全パターンを見るの…?」となりかねませんよね。

その場合は『太陽のエレメント』を中心に考えて見て下さい。例えば太陽のエレメントが風の場合は『風×?』の欄を見れば大丈夫です。

前述の「4:2:2:2」の場合、どこに太陽のマークがあるかに注目してください。2の中に太陽があった場合は、その星座のエレメントと4に対応するエレメントを合わせて「太陽のある2:4」という組み合わせとして見ることが出来ます。

逆に4の中に太陽がある場合は、申し訳ありませんが全ての対応パターンを見て「最も自分に適した説明」を選ぶことになります。ご容赦ください。


そのほか分からないことがあれば、適宜コメントを送ってください。どこを見ればいいのかお教えします。


追記:『もっとわかりやすく説明して』という方の為に


上記は自分で調べる方法なんですが、結構複雑なので見方が分からない方もいると思われます。

実は「StarNavigator」のホロスコープを作成したページから、下にスクロールしていくと「四区分」っていう表記があるんです。

こちらが、上記で話している内容です。画像で見た方が早いですね。

四区分表の画像。

この内「ASC」と「MC」は今回関係ないので、抜いて考えてください。

残りの10個の偏りから、最も多い2個を並べるというわけです。既に書きましたが、私は「水×地」ってことになります。


エレメントの偏り別「傾向と今後の生き方」


ここからは、それぞれの組み合わせ事に一つずつ解説していきます。該当ヵ所を追ってみてください。

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