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行政書士試験 模擬試験の活用

もう少し時間的な余裕があったら 模擬試験を1,2回受けておけばよかったと振り返っています。
理由は2つ。ひとつは試験の時間配分や問題を解き進めていくシミュレーションをしておけば余裕をもって本試験に臨めたであろうこと。

本試験で終了間際、自信のない問題をいくつか見直しをする時間がありました。3問択一式問題で選択肢のチェックをしました。うち、2問は最終決定した解答が間違っていました。もったいなかった。次に多肢問題3問どの問題も空欄が入らずパニくりました。
本試験での解答順は一般知識→冊子1ページ目にもどって、事前に決めていた通りに取組みました。択一式問題で2時間15分、多肢選択式問題15分、記述式30分の時間配分です。一般知識、基礎法学・憲法、行政法までは大きなロスもなく進みます。民法うーん、時間かかる、商法見たこともない問題がでる。だんだんプレッシャーがかかってきます。時間的には事前の計画通り2時間13分程度で択一式問題が完了、いよいよ山場の多肢選択式と記述式です。
多肢選択問題では3問中で各問ひとつふたつ選択肢から探すことなく空欄を埋めて、埋められたところを軸に周囲の空欄を埋めて・・・のはず。候補になる選択肢も見つからない、、、
このような試験中に予定外のことが生じた場合の修正、方向転換の仕方などは試験会場の張り詰めた雰囲気でしか味わえないものですから、1,2回集合での模擬試験を経験しておけばよかったです。

模擬試験を受けておきたかった理由のもうひとつは模擬試験で出た問題は普段の学習と異なり、インパクトがあり記憶に残りやすいだろうな、と効果的な学習の観点からです。本試験終了後、各資格学校の解答速報を見て自己採点していきますが、複数社の解答を見比べていくうちに記述式の問題の理解度があがり、もう忘れることはない、と確信しました。
模擬試験の会場でつまづいた問題は記憶に残りやすいと思います。
普段の学習に刺激を与えたり、学習のペースアップをしたりできるので、練習試合をしておけば、より効率的に学習に取り組むことができただろうなと思います。
私は市販の直前模試を複数冊購入して8月から解きはじめました。まとまった時間をとるのが難しいことから、今日は行政法で5問、明日は民法を5問、と区切って、択一式問題集の延長で取り組みました。時間はストップウオッチで図って1問あたりどのくらいの時間を要するか確認していました。3時間通しで模試に取り組むことは最後までできませんでしたが、ブロックごとに計測してペース配分を確認していたので本試験でもおおよそ学習通りのペースで解答はできました。

予想問題の表紙に白紙を張りつけて、進捗を確認していました。

上の写真の通りですが、
それぞれの科目ごとに100%解答できるまで、あと-2問とかメモしてあります。コンプリートするまで、が目標でした。

第2回問題 民法9月29日 9問中正答4
第1回問題 民法9月30日 9問中正答2

試験まで残り1か月半のところで2/9は壊滅的です。
本試験でも結局、民法は9問中正答4でしたから成長がなかったとも言えます。左端に7/9を目指す、って書いてありますね。
記述式は解答を書けるまで3日かかっています。

「赤の囲い」がありますが、これは次にやる問題が一目でわかるように書いてあったのですが、ただの囲いになっているのは、時間がなくて、できなかった、という意味です。やり残しはあちこちあります。

時間の関係でやった問題はできるまで、だけを考えて勉強を進めていったので本試験でどの程度得点できるかは出たとこ勝負でした。外部の模擬試験を活用して、学習途中でインパクトをもたせたほうがもっと効率的に勉強がはかどっただろうなと考えています。
大昔大学受験生だったときは定期的に模擬試験を受けさせられてましたから、結果だけ見てあんまり模試の復習とかしたことなかったですけど、ずいぶんと大人になってみると模擬試験ごとにターゲットを決めて勉強していたらもうちょっとましな受験結果になっただろうなと思います。当時、18歳とか19歳でも模擬試験を有効活用できていた人が一定数いたのでしょう。今頃わかってもしかたがないんですけど。

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