大学の講義を聴いてみた(1)内田伸子先生「子どものウソは「嘘」か?ー肝心なのは問うのを止めないことー」

yohttps://youtu.be/ij64qFWMKpc

引きこもり大前提の世界になってしまいました。図書館と本屋を禁じ手とされた途端、「なんか勉強したい!」の気持ちが湧いてくるの不思議ですね。そこで、ツイッターで、「大学の講義がただで見られるぞ!」とまわってきて、さっそく興味をもったので、2016年度 特別講義「子どものウソは「嘘」か?―肝心なのは問うのを止めないこと―」を見ていました。

内容を要約して書くとかはしないのですが、「子どもがつくウソは、大人が考えているような「悪意のある嘘」なのか?」ということがテーマになっています。

心理学に興味があるひとはもちろん、言語学的な話でもあるので(大学時代に聞いたことがある話が出ていたぞ! と言語学専攻出身者は語る)、近接分野に興味があれば、ぜひ見ていただきたい。たぶん、教育分野でもこういう話は大事なので、やはり人間はリベラルアーツでなくてはならないなあ、と痛感するところです。

ちゃんと心理学者らの説について説明があるのもそうなんですが、歴史的事件が論拠となったりするのも、めちゃくちゃ面白い。「それ、聞いたことある!」と思うひとがそこそこいるはず。あと、文学への造詣の深さも感じられるので、ものごとを多面的に見られるのがいいですね。

ステイホームでゲーム実況とか見ているのもアリかもですが、これはこれで面白い動画なので、一本テレビドラマの拡大スペシャルでも見る感覚で視聴をお勧めします。質疑応答まで面白いので、「結論」まで聴いたからと言って、視聴をやめない方が良い。最後まで面白かったです。

この、「大学の講義を聴いてみた」は今後も書いていきたいです。頑張っていこう。

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