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元ウェディングプランナーの結婚式の準備③

招待状の準備の話を以前書きましたが、今回はその後の準備について書いていきます。

まずは私が招待状準備と並行して進めていたのが、【引出物】と【ゲストの配席】です。

この2つは一回考えて決めてしまえば、後に大きく変動するものではないため、早めに進めて済ませるのはおススメ!

結婚式準備って何から手を付けたらいいのか分からないっていう新郎新婦様が多いですが、私も実際に準備をしてみて、ひとつひとつ着実にやっていくことが一番の近道のような気がします。

引出物選び


「引出物」というと、お祝いでご祝儀を持ってきてくれるゲストへのお返しの品ですよね。

一般的にはゲスト一人に対して3品で贈ることが多いですが、地域によっても文化が違うため、品数を5品、7品とするところもあります。

ただ基本的には【奇数】で割り切れない数が縁起が良いとされていますよ!


私自身も今までお客様へ何度も引出物の選び方について案内をしてきましたが、いざ自分が選ぶとなると悩むものですね。

引出物を選ぶって思うと、なんだか大変そうって思いますが、普段友人などにプレゼントを選ぶ時と同じように決めていくのが一番いいと思います。

何を贈ったら相手が喜んでくれるのかを想像しながら決めていくことが大切ってことです。

私も自分がお客様へ案内していた時のことを思い返して、贈る相手の顔を浮かべながら選んでいきました。

そして結婚式後、ゲストから「この引出物よかったよ!」という声がどちらのゲストからもあって、真剣に悩んで選んだかいがあったと嬉しかったです。

今回私たちはそれぞれのゲストをおおまかに贈りわけして、引出物を選びました。

・会社関係
・友人
・親戚
・家族

上記ゲスト枠を新郎側・新婦側とわけ、友人に関しては既婚者や相手がいるゲストにはペアになっている品にしたりと考えました。

また会社の男性上司の方に贈る品を悩んでいた私の彼ですが、ふとある新郎様から言われた言葉を思い出しました。

その新郎様はご自身の男性上司に、よく女性ゲストへ贈る品として人気のものを選んでいました。

理由を聞いてみると、男性上司の方は結婚をされている方が多く、結婚式から帰ったら奥さんに引出物を渡すことが多いため、「奥さんがもらって嬉しいものがいいかなと思ったから」と教えてくれました。

その言葉を聞いた時、今までそんなこと考えたことなかったと少し反省した自分がいましたが、とても納得ができる理由で印象に残っていました。

実際私の彼にその話をしたところ、「それいいね!」となり、男性上司の方へは奥さんが受け取って嬉しい品を考えて贈りました。

実際結婚式が終わった次の出勤の時に、上司の方から「引出物を奥さんが喜んでたよ」と言葉をかけてもらったみたいで、私まで嬉しい気持ちになりました!!

やはり相手のために考えて贈ったものが喜ばれることは嬉しいものですね*

続いては、、、

ゲストの配席


まずは招待するゲストをリストアップした後、ある程度グループに分類しておいたほうがオススメです。

例えば、友人でも高校時代や大学時代の友人であったりと様々なグループがあることが多く、いきなり席を決めようと思ってもなかなか上手くいかないと思います。

はじめに何かに書き出したりして、グループの数を把握しながら、基本的なルールに従って席次を決めていくことがベストです♪

基本的なルールに従ってと言いましたが、新郎新婦の席から見て左側が『新郎ゲスト』、右側が『新婦ゲスト』になり、新郎新婦から一番近い席が上座で、会社関係/友人/親戚の順に配席していくことが多く、下座に家族が座ることがマナーとされています。

私はゲストの席順にそれほど悩むことはなかったですが、約2時間半を一緒に過ごす席のため、過ごしやすい席であることも考えてあげたいと思い、配席をしました。

特に友人に関しては、グループの中でも誰と隣同士が良いのかは考えましたね。

あとはゲストに小さい子供がいる時は、お子様の両親の間に配席をしたり、面倒を見てくれそうな大人の間の席にするのはオススメですよ!


そしてたまにあるのが、一人で参加してくれる友人がいる場合に、どのグループに混ぜるかの問題。

私も一人そういった地元の友人がいましたが、他に地元の友人グループも招待していたため、その席と一緒にしました。

顔見知りではあるので、当日は雰囲気よく過ごしてはくれたみたいです*

ただ以前、専門学校時代の友人の結婚式に参列をした時に、私たちグループの席に一人だけ高校時代の友人の子と一緒になることが実際にありました。

もちろん事前に友人からは、「一人高校の友人がいるけどよろしくね!」とお願いをされていたため、当日驚くことはなかったですが、友人が用意した同じテーブルのゲスト紹介を受付でもらい、みんなで楽しく過ごしてもらえるように配慮してくれたんだなと感じた出来事もありました!

友人がその子とどんな関係でってことが写真付きで書いてあったり、その子の特徴が書いてあったりして、その子のことも分かるし、もらって嬉しいアイテムでした。

今回私の場合は、顔見知りの友人同士がグループが違うってだけでしたが、私の友人のように全く顔も知らない関わりのない人と同じ席にする場合には、来てもらうゲストへの配慮としてゲスト紹介カードを用意してあげるのはとてもいいと思います!


あとがき

今回は【引出物】と【ゲストの配席】について書いてみましたが、どちらも相手のことを考えて決めるってことが大切であるってことです。

ゲストに喜んでもらえることを想像したり、ゲストが居心地よく楽しんでもらえることを考えて準備してみてください★

相手の立場になって考えるのは、結婚式でゲストをおもてなしする上で必要なことだと私は思います。

今、もしくはこれから準備をする方は、ちょっと意識して準備してみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございました!!

また少しずつ更新していきます♪

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