成婚研究報告書−婚活を深く意識していなかった20代女性が活動5ヶ月,活動3ヶ月で,年下東大卒男性にプロポーズされた3つの理由
弁護士運営の結婚相談所Marriage Baristaです。
この記事は、当相談所独自プログラム「マリグラムメソッド」で見事短期成婚した20代女性の婚活について、担当仲人の僕が客観的に分析した研究報告書になります(ご本人の成婚インタビューはこちら)
という欲張りなあなたにとって最大限役立つ情報を提供したい、という観点から書いております。
一成婚者の足取りをここまで詳細に記載・考察した記事もあまりないかもしれません(ご協力してくださってありがとうございます)
ぜひ、ご自身の婚活にお役立ていただければ幸いです。
活動期間半年、お相手は東大卒年下ハイスペイケメン。
お見合いからプロポーズまで3ヶ月。
まるで婚活女性の理想を描くような婚活でした。
しかも、入会前までは、結婚願望が固まっていなかった彼女。
なぜ短期間の活動で成婚できたのか、そして、ハイスペ男性が仮交際後即座に彼女を「運命の人だ」と感じて早々にプロポーズしたのか
担当仲人として分析した内容について、成婚研究報告書としてお届けしていきます。
どうぞ!
お二人のスペック・交際期間
入会を決めるまで
実はAさん、2023年1月の時点では婚活に対して具体的に何も進めていませんでした。
僕がマリグラムをリリースした2月頃にマリグラムカウンセリングの時間をいただいたのですが、その当時はまだ全然婚活を始めるマインドがなく、「そもそも今自分自身が結婚を考えるタイミングなのか?」ということに一番関心を持っていらっしゃいました。
そのため、カウンセリング日は性格分析のみで終了。
僕自身も、彼女自身がまだ婚活について考え始めたときだったので、いつか婚活したくなったら思い出してね、と言って終了したことを覚えています。
それから1ヶ月後、改めてAさんから申し込みが。1ヶ月間自分のことについて色々考えた結果結婚相談所での活動を決断、当相談所での活動を開始しました。
入会後〜活動開始まで(6週間)
Marriage Baristaのマリグラムメソッドでは入会から活動開始までにがっつり講義とディスカッションを行います。
ディスカッションは主に過去の自分自身について、何に喜び、何に心が冷めるのか、というあたりを様々なツールやアプローチを使って記憶を掘り起こし、これからの選ぶべき相手像をつくり、その相手が関心を持ってもらえるような構成や表現を意識しながらプロフィールを考えて行きます。
特定の相手像を絞り、それを見据えてプロフィールを作ることは、特に、多くの申し込みが来る女性にとってはとても大事なことです。
漠然とした内容で多くの申し込みが来ても、誰と会うべきか分からず婚活疲れに繋がってしまうからです。
これが短期成婚女子のマリグラムだ!
平均値がグレー、Aさんが青の実線。平均と実線の差が多いところが、その人の特徴と言えます。
全体的にバランスがいいですが、協調性、外向性、メンタルが人よりやや高め、開放性はとても高い、という感じ。
メンタルが高いので、自分が納得できたら他の不安は気にせず即行動にうつることができる(婚活に興味がなかったのに決断したらさっさと相談所に入会したり、短期間での真剣交際やプロポーズを受けられたのも、自分のなかで進む理由を決められたら迷わず進める力があったからですね)。
外向性が高いので、新しい人と会うことに気疲れはしにくいものの、協調性が高めで、苦手な人などについても切り捨てたりできなかったり周囲の期待に応えようと頑張り過ぎちゃうところがあるので、お見合い、仮交際疲れが心配。
誠実性は平均くらいなので、計画性にこだわったり重視するお相手や、自分のペースを押し付けてくる人は苦手で一緒にいると辛くなる、
開放性が高いので、好奇心のアンテナが同じくらい高い人だとワクワクする。
ということで、分析とディスカッションの結果、
と想定し、活動開始。
この仮説については、その後の活動状況を踏まえ、月1の定期面談で振り返り、適宜修正しながらブラッシュアップをしていきます。
活動開始〜
Bさんと出会うまで(10週間)
活動開始後は積極的にお見合いや仮交際に取り組んでいたAさん。
Aさんがすごいのはその都度細かいフィードバックを僕に送り返してくるところでした。
相手の素敵なところを沢山発見し、細かなところまで報告するのは当たり前、仮交際のデートについても何が嬉しかったのか、どこに違和感をもったのかについて丁寧にフィードバック。
月1の定期面談でも、お会いした人たちそれぞれどうして合うか合わないかをしっかり分析。
そんな過剰とも思えるほどガチな取り組みに、オーバーワークになっていないか不安になったこともありましたが、あたかもデートを追体験できるかのような詳細なレポートのおかげで、Aさんのモチベーションやコンディション(疲れていないか、頑張りすぎていないか、落ち込んでいないか)、という部分についてとても把握しやすかったです。
それなりの量のお見合いや仮交際を経験しつつ、フィードバックを行い分析をする、そんな活動を繰り返す日々。
運命の相手Bさんに出会うのは、活動開始してから2ヶ月半後のことでした。
Bさんとのお見合い〜真剣交際打診(6週間)
初お見合いの感想
Bさんとお見合いは、
お互い好奇心旺盛でフッ軽なので、趣味の話や休みの話で盛り上がってあっという間に1時間が過ぎたとのことで
お互いの印象は「(お見合いという出会いでなければ)いい友達になれそう!」とのこと。
BさんからみたAさんの印象
お相手のBさんは、
活動開始から8ヶ月くらいだったとのこと。
持ち前の爽やかさとハイスペックなキャリアから、たくさんの人とお見合いをする機会はありつつも、会っても会ってもしっくりこない状態が続いていたところだったそう。
そんななか、明るくて好奇心旺盛なAさんの第一印象は、人間的にとてもいい人だな、友達としても仲良くなれそう、ということだったそうですが、
交際成立後、そんなBさんにAさんの素敵な魅力がグサグサ刺さって行きます。
元々好奇心旺盛でいろんなことに興味を持つBさん。
デートのときにAさんに色々な好きなものを披露していきますが、
Aさんが「新しいことを知れて楽しい!」「こんなおいしいもの知らなかったから教えてくれて嬉しい!」
と自分の好きなものにまずは興味をもって一生懸命知ろうとしてくれるところ、心から一緒に楽しんでくれている姿に完全に心を打たれたそう。
仮交際開始後、ほどない期間で、
「もうこの人しかいない」
という気持ちが固まってしまったそうです。
AさんからみたBさんの印象
Aさんにとっても、好奇心旺盛でいろんなことをたくさん知っているBさんといる時間はとても楽しかったようで、
IBJシステム上のデート振り返りフォームからは、毎回Bさんと楽しんだ色々なアクティビティとAさんが発見したBさんの素敵なところで埋め尽くされていました。
もっともAさんは協調性が高いので、Bさんに限らず、会う相手会う相手それぞれいいところを沢山拾ってきてくれるのですが、
他の方との報告と比較した中で、僕がBさんに対する報告で一番印象に残っているのは、体調の話でした。
Aさんは少し疲れやすくて、周りの期待に応えようと頑張りすぎると体の不調が出てしまうため、婚活においても、結構体調を崩してしまうことがありました。
Bさんとのデートにおいても、無理がたたってデートの中で体調が悪くなってしまったようですが、
これまでの交際では、自分が盛り上がれずに、ネガティブな感情に包まれてしまったり疲れ切ってしまう楽しめずに帰ってきてしまうところが、
Bさんと一緒だと、ネガティブにならずに、自分のことを自然といたわる雰囲気を作ることができて、体調が悪いのに居心地の良さを感じたそうです。
Bさんからはお見合い後1ヶ月半で、真剣交際の申し入れが。
僕はあまりの展開の早さにすこしびっくりしながら「ゆっくり考えてみて」とAさんにお伝えしましたが、
翌日Aさんから「Bさんと真剣交際に入りたいです!」との連絡があり、仲人の僕だけ気持ちが追いつかないままに真剣交際に入っていきました。
真剣交際(6週間)
真剣交際は結婚をするに当たって、本当にお互い一緒にやっていけるか慎重に見定める時期であり、たくさんの不安が押し寄せてきます。
当相談所でも、マリッジブルーを起こしたときにどうするか、浮ついた感情に呑まれそうになったときにどうするか、というようなプログラムを用意しているのですが、
結論から言うと、僕そっちのけで、お二人で楽しそうなデートを続け、お互いで決めるところは全部決めて1ヶ月半でプロポーズしてあっという間に去っていってしまいました笑
あの頃の僕は、真剣交際を徹底的にサポートしなきゃ、と意気込んでいたのですが、お二人がお互いを見て丁寧に信頼関係を積み重ねていっている一方で、僕だけ一人空回りしていたような気がしてなりません(恥ずかしい)。
成婚後考察−なぜモテモテのハイスペ男子は秒速で求婚したのか
表向きは成婚お祝いパーティーと称した取材と研究
成婚退会後、僕は、お二人のお祝いをさせていただきたい、とのことで、
Aさんだけではなく、Bさんまで呼び出して成婚お祝いパーティを開催。
99.9%の心からのお祝いの気持ちと
0.01%くらいだけAさんが早期成婚できた理由と東大卒の天才の婚活について今後の事業のために研究し尽くしてやろうという邪な気持ちを持ってお会いしてきました。
出会って冒頭から、Bさんが「最近の生きがいはAさんの「推し活」です。」と彼女が生まれてきたこと、そして、何ならマリグラムを作って彼女を相談所に引き入れてくれた僕に対する感謝の気持ちを伝えてくださったのがとても嬉しくて、思わず幸せな感情でこちらも脳が溶けてしまいそうになるのをグッと堪えながら、Aさんの早期成婚の理由について考察してみました。
婚活始めたばかりの女子が、わずか3ヶ月でハイスペ男性を虜にした理由…
①決断が早い
Aさんは本当に決断が早い。そして決めたら迷わず行動する。
相談所入会もそうだったし、真剣交際、成婚もそうだった。
正直結婚なんて、絶対に成功する保証なんてないし、逆に不安を感じようと思ったら延々と考え続けることができるんですよね。
Aさんの場合は、自分の婚活を考えるに当たって、予め徹底的に自己分析をして準備を行い、
一方で、いざ走り出した後は、自分の直感に基づいて早々と判断できるタイプでした。
短絡的に結婚するとリスクは高いけど、リスクばかり考えていると誰とも結婚できない…
Aさんはその絶妙な合間を縫って早々と結婚していきました。
②好奇心・探究心が旺盛
Aさんはもともと好奇心が高くて、なんでもチャレンジしようとするバイタリティが強い。
婚活にあたってもマリグラムメソッドだけではなく様々なサービスについてフッ軽に取り組んでいらっしゃいました。
そのバイタリティが、興味をもてなかったときや不本意なことがあったときに最も活きた形で出ていて、
なぜ、この人は自分に合わなかったのか、こういうイベントは自分に向かないのか、という検証を行い、自己分析に繋げられる力がある。
そんな力が、Bさんとの交際では、好奇心旺盛なBさんに食らいついて、主体的に新しいことを楽しむ姿として現れており、ご自身にとっても、早々の真剣交際やプロポーズを迷いなく決めることができる力として表れていたようです。
③ポジティブな感情表現がうまい。
僕はこれが一番大きいなーって思ったことですが、
Aさんは
「嬉しい」
「あなたはすごい」
「ありがとう」
といったポジティブな感情を、言葉と態度で示すことがすごい上手。
Bさんは、自分が考えたデートプランについて、Aさんが「新しいことを知れて嬉しい、楽しい、ありがとう」をいつも言葉で伝えてくれたことに胸を打たれたそう。
彼女が喜ぶ顔がみたくてどんどんいろんなプランを考え、
AさんもBさんを喜ばせたくて新しいプランを考えて、と、交際期間中のデートは、仲人の僕から見てもびっくりするくらいイベントぎっしりでした。
婚活をしていると、自分を受け入れてくれる相手が見つかるか、ということについて誰しも不安に持つと思うのですが、
自分を力強く全肯定してくれる人って、めちゃくちゃ愛らしくないですか?
これはAさんたちに限らず、多くの方が、お相手を素敵だなと思って交際を続けていると思うのですが、僕も含め、みんなこれを言葉や形で表現するってとても苦手なんですよね。
実は僕自身も今年自信満々にマリグラムをローンチしつつ、一方でこれが婚活で果たして役に立つのか?というところについては不安を感じる部分もあったのですが、Aさんは定期面談のたびに、「こんなすごいシステムを作るなんて阿部さんすごい、こんなところを気づいてくれるなんてさすがです」とめちゃめちゃ僕を褒めてくださいました。
単純なので定期面談後は僕もニッコニコです。
努力を重ねてきたハイスペがお相手に求める要素とは
これはBさんの話を聞いた上でのあくまで僕の分析なのですが、
ハイスペの人って、自分自身で努力して実績を積み重ねてきているので、そういう意味で自分に足りないものは全て自分で埋めてきているんですよね。
ハイスペゆえにたくさんの成功体験を抱え、自分の心の満たし方も知っているし、経済的な心配もなく、なんなら忙しかったら家事ですら外注することで解決させることができてしまう。
となると、他の人に比べて、結婚相手に対して求める価値が、お金では絶対に得られないモノに傾くのは当たり前の話かなと思うんです。
その際たるものが、承認とポジティブさ。
「私といればあなたはきっと大丈夫」
をどれだけ実感させることができるのか、がハイスペな方の心を掴むキーポイントなのかもしれません。
Bさんが、ハイスペゆえにたくさんの女性から申し込みが来る中で、Aさんを選んだ理由の一つとして、「自分の友達に仲間として紹介できること」と言ってましたが、Aさんが選ばれた理由がわかる気がします。
終わりに
もうすぐマリグラムをローンチして1年、当相談所の現在在籍するほとんどの会員が、マリグラムきっかけで入ってくださっています。
また、相談所外、他相談所で活動しながら定期的にコンサルをしている婚活をされていらっしゃる方もマリグラムメソッドを中心に活動してくださっていますが、そろそろ成婚が間近な方もいらっしゃいます。
誰を選ぶのが正解かなんて誰も教えてくれないし、迷いが尽きない婚活という「人探し」の世界において、自分の軸をしっかり持つことこそが、迷子にならないために必要なことなのかもしれません。
婚活がうまく行かずに悩んでいらっしゃる方のみならず
そろそろ婚活しなきゃなって思い始めた方、
まだ婚活はいいかなーと思っているけど、少し婚活が気になってきた方、
一度マリグラムで自己分析をしてみると、婚活をする理由、しない理由、どう婚活を進めていくか、が明確になるかもしれません。
Aさんのように、結婚したいかどうかを考えるきっかけとしてマリグラムを利用して、半年後にはパートナーと新しい生活を始める方がたくさん生まれたら嬉しいなと思っています。
マリグラムから始める婚活自己分析、気になったら是非受験してみてくださいね。
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