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「発達障害」と診断された人と〜「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書15〜


「発達障害」と診断された人のための「発達障害」の説明書と題して、発達障害についての記事を書いてきた。

発達障害と診断された人たちと関わる中で、自分が思うことや感じたことを書いてみたいと思った。

発達障害と診断された人たちに、このマガジン作りに参加してもらい、やりとりを行うことで、診断名や診断基準からは見えてこない、生の声を読者に届けられるのではないかと思った。

発達障害関連の本が溢れている現状で、私が発達障害について書く意味はそこにあると思った。

そんな見切り発車のスタートではあったが、アキさんと庭陽光さんという2人の方に協力いただくことができた。

お二方を紹介する記事を書かせていただき、またそれにコメントもいただいて、実際にやりとりをすることができた。

ここでのやりとりは、自分にとってすごく貴重なものであったと思う。

生の声を聞いて、それに対して私が感じたことを発信して、またフィードバックがくるということ。

そんなやりとりができたことが嬉しいし、これらの記事を読んでくれた人が、少しでも、「発達障害」について実感を持って感じてくれたらこれほど嬉しいことはない。

今、「発達障害」ブームと言っていいほど世間の発達障害への関心は高まっており、実際に「発達障害」の認知度は上がっている。

ただ、どれだけの人が、「発達障害」を、誤解なく理解していると言えるだろう。

そういう私も、まだ誤解しているかもしれない。

だから、これからも、発達障害を持つ人と、やりとりをしながら、彼ら彼女らの世界を、誤解なく理解したいと心から思う。

発達障害の人たちと関わり、発達障害の専門家と呼ばれるようになり、それでもまだ、新鮮な驚きを持って発達障害の子どもの声を聴くことができる。

自分がそういられるうちはまだ、発達障害と診断された人たちと関われるだろうと思う。

またいつか、その新鮮な驚きを記事にしたくなる時がくるかもしれない。

その時は是非、よろしくお願いします。


▼【「発達障害」と診断された人のための発達障害の説明書】


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