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“「利他」とは何か”を読んで菅政権の「責任」を考える

私が「安倍一強体制」を引き継ぐ菅政権を嫌うポイントは「責任」の無さ。しかし、各問題対処への評価はイデオロギーによって異なるため「責任」を平等に計る事は難しい。

此処での「責任」とは「帰責」であり英語単語だと「Imputation 」。つまり転嫁されたも。困難を乗り越える「意志」を伴うもの。多くの市民は「帰責」に取り組む政権の姿に自分を重ねる。二階幹事長も「色々言うもんじゃない」と曰う。野党の追求を受ける姿に同情する。

「責任」には「Responsibility 」というもうひとつの英単語がある。これは「Response 」を語源としており「応答」を伴う「責任」を意味する。

つまり「義」の精神であり、例えば「道で倒れている人に出会った際に生じる、これを助ける責任」を意味する。イデオロギーに左右されない、この「責任」こそが大切にすべきものだと思う。

医療崩壊が進む中、オリンピックを継続して市民に「自宅療養」を勧める姿は「Responsibility 」の欠落であり許すことができない。ただし、これは今の市民を写した姿でもあり憂が止まらない。

兎に角、次の衆議院選挙には必ず投票に行きましょう。

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