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事変

約1年前に
私はこのような記事を書いて投稿した。

かつて
東京ドームで開催された
櫻坂46のライブを観賞した時に
様々な側面において
素晴らしいと思っていたが、
ある一定数の空席が存在していた。

そして、
あれは8日後の2022年11月16日の
17時過ぎ頃だっただろうか。

そこに追い打ちをかけるように
当時の紅白歌合戦に落選したという
情報が流れてきて
モノが素晴らしかっただけに
もったいなさを感じていた。

だが、
同時に来年は大きなムーブメントを
見せるだろうという予測を抱いた。

この時点の3坂道を比較して
乃木坂46と日向坂46の
名を背負った経歴がある者は
テレビ朝日の番組であるバラバラ大作戦や
YouTubeチャンネルのTHE FIRST TAKEなど
多くのメディアに出演していた。

しかし、
櫻坂46の名を背負った経歴がある者は
確実にメディアに出演をしていたものの、
他の2グループよりは数が少なかった。

そのため、
「今年の活躍」「世論の支持」
「番組の企画・演出」という3つの点を中心に、
総合的に判断して選考する紅白歌合戦に
落選した事に納得がいった。

だからこそ、
そのような経験をした櫻坂46が
2023年には大きなムーブメントを
見せるだろうという予測を抱く事ができた。

そんな予測を抱きながら
2023年も健康的な日常を過ごしていた時に
面白い情報を入手した。

この情報が公開された時には
新たに3期生の加入や
レギュラー番組が増えた事、
音楽シーンの移り変わりなども相まって
2022年の1月~5月に比べて
変化が顕著に現れていた。

その時の状況を鑑みて
公の場に櫻坂の歴史が詰まった
催しが開かれるならば
注目度がさらに高まると思い、
日程を合わせて
訪問する事を決意した。

そこから上手い具合に日程が合ったおかげで
初日である7月28日と
10月16日に訪問する事ができた。

ここから先は、
この動画の
スクリーンショット画像を交えながら
ネタバレ全開で
印象に残った展示物を
幾つかピックアップして
それらの感想を述べていく。


➀・衣装展示

事前認識として
櫻坂46の歴史にフォーカスした
催しだと思っていたため、
入場した時点で黒を基調とした室内に
前身時代のジャケ写やロゴなどがあって
その場でそれ"ら"も含んだ
催しである事を冷静に理解した。

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その先にある衣装展示の場所に進んで
メンバーが着用する衣装を鑑賞していた時に
壁の背後に設置された照明が切り替わって
背後に欅坂46の時代にメンバーが着用した
衣装が出現して驚いた。

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流石にそれらの中に
2022年に東京ドームで開催された
ライブのアンコールで着用した
緑の制服は存在しなかったが、
グループ名の変更後に
見る機会は無いと思っていたため
このような形で遭遇するとは思わなかった。

そして、
その傍に今の櫻坂46の時代の衣装も
共に展示されていて
恐らく後にも先にも
この2つの時代の衣装が交わる機会は
滅多に訪れないだろうと感じた。


②・楽曲の林

衣装展示の場所の出口に到達した時に
視界の左側に多くの液晶画面が入って
若干の眩しさを感じたが、
それが大木を模した
メンバー達のレッスン映像と
櫻坂46楽曲のMVと交錯した
一種の展示物である事を理解した。

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その状態から視線を落とした時に
下の方でも映像が流れている事に気付き、
よく見た時に木の根元を模したオブジェに
小さな液晶画面が一部だけ埋め込まれていて
周りに紙が無造作に散りばめられていた。

その液晶画面では
欅坂46の時代のメンバー達の
レッスン映像が流れており、
紙にはそれに関する情報が
記載されていて驚いた。

前身時代の根元の部分と
その周りに落葉を模した紙も
この大木を模した展示物に
含まれている事が判明して
この先にもその要素を持つ
展示物があると思った。

1:06

その後、
振り付けを担当するTAKAHIROが
走り書きで書いたメモ用紙や
収録楽曲を含むMVの解説など鑑賞したが、
下の方にDVDケースが刺さった状態の
木の根元を模したオブジェと
紙が存在した事に気付いた。

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そこには
欅坂46時代のシングルの
タイトルフォントや
メンバーのジャケット写真などを含めた
多くの候補が存在しており、
先ほどの予想は見事に的中していた。

その候補達の中に
8枚目のシングルとして発売された
「黒い羊」よりも先のシングル、
つまり巷では幻の9枚目シングルと呼ばれる
「10月のプールに飛び込んだ」の
ジャケット写真が存在していた。

かつて
ドキュメンタリー映画を鑑賞した時に
MVの撮影段階まで到達した事は
存じ上げていたが、
水面のように揺らぐタイトルが目に入って
ジャケット写真を制作した段階まで
到達していた事を初めて知った。

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そして、
その段階まで到達していたにも関わらず
シングル化されなかった事実に驚き、
私にとってあまりにも
衝撃的なものであったため、
初日である7月28日から数日間
この秘密を抱える事に気疲れしてしまった。

ただ、
これが今回の催しの中で
最も印象に残った展示物でもあった。


③・言葉の垂れ幕

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今まで黒を基調とした室内であったが、
シンプル且つ文字を際立たせるために
白を基調とした室内で構成されていた。

そんな室内には
1つの質問が記載された垂れ幕と
7月下旬時点で活動していた
28人のメンバー達の
それに対する答えが記載された垂れ幕と
それらの言葉を拡大させた垂れ幕が
展示されていた。

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その質問の垂れ幕には
”将来、櫻坂46がどのような存在に
なっていてほしいか?
もしくは自分が何を実現したいか?”
と、記載されていた。

その中で
ヴィジョン14とヴィジョン26の解答が
印象に残った。

ヴィジョン14については
1つの分野に全力で振り切る
スペシャリストになり得るか
もしくは全ての分野において
良いクオリティを保持する事ができる
オールラウンダーになり得るかで
それが実現する可能性は変動する。

現状を見る限り
踏めていない段階や
その経由に至るまでの過程を予測した時に
それが実現される可能性は低くいが、
両者の利害が一致して実現されるならば
更なる跳躍に繋がる可能性はあると思った。

ヴィジョン26については
既にこの時点から多国籍グループや
海外発のグループなどが
日本への進出を果たしているが、
その影響も相まってか
以前よりも"らしさ"が際立つように感じた。

この"らしさ"を大切にしていけば、
後に櫻坂46が抱くアイデンティティを
より確固たるものにさせるだろう。

やがて、
グローバル化が進行して
アクセス面も含めて
物事を発信する環境が整えば
櫻坂46が日本を魅せて現地の人を注目させ、
反対に海外発のグループが自国を魅せて
日本人を注目させるようになれば
良き刺激になる。

この時点ではまだ
"っぽさ"程度に留まっているが、
このような個性は自国にしか
醸し出せないものであるため、
是非とも大切にしていただきたいと
思わせるような解答であった。


まとめ

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2回訪れたこの催しで
その時点までの
始まりの前身時代から
今の櫻坂46の時代に至るまでの
歴史に触れてみて
更に発展する事を確信させる要素が
散りばめられていると感じた。

後にその所感は的中して
アーティスト面の活動としては
7月に出演したパリのライブに続いて
マレーシアのクアラルンプールのライブや
2023年の紅白歌合戦への出演の決定、
海外地域を含むライブ配信が実施された。

一方で、
メディア出演に関しては
上記で述べたバラバラ大作戦や
同系列で放送されているしくじり先生、
YouTubeチャンネルの太田上田【公式】など
多くのメディアへの出演を果たした。

これらの結果から判断して
2023年は櫻坂46にとって
飛躍の年になったと考えている。

今後の動向の注目点としては
2024年の
1月15日、1月16日、1月22日、1月23日に
選抜に選ばれたメンバー以外のライブと
1月31日、2月1日に卒業コンサートと題した
ライブの開催が決定している。

だが、
その近辺で1月25日、1月26日、1月27日に
選抜に選ばれたメンバー以外で構成されて
似たようなコンセプトを持つ
乃木坂46のライブの開催が決定している。

卒業コンサートと題したライブのチケットは
2公演とも完売する可能性が高いが、
選抜に選ばれたメンバー以外のライブの方は
前述した乃木坂46のライブの影響で
4公演全て完売する可能性は低いと予測する。

だが、
この予測は3公演分のライブを控える
乃木坂46にも該当すると考える。

卒業コンサートを含めた全9公演分の
チケットが完売すれば波風は立たないが、
開催日程のほとんどが平日である事や
予算面などを考慮した時に
何かしらの形で波風は立つだろう。

今回は櫻坂46に関する記事であるため
こちらの視点のみで書いていくが、
音楽シーンの移り変わりも踏まえて
全6公演のチケットの販売結果次第で
今後のグループの方向性が決まる
重要な局面だと思っている。

こんなに近い日程で
似たような編成とコンセプトを持つ
グループのライブが交わる機会は
そう滅多にない事からどんな結果であれ、
面白いムーブメントを
見せてくれるだろうと期待して
その時を楽しみに待っている。

2023年12月の時点で
実際に行くことに関しては
その時の時間と予算と気分次第だが、
大枚を叩く予感がするとコメントしておく。



相変わらず理屈っぽい感想になったが、
今回の催しで
私の世界観を広げてくれた
櫻坂46のメンバーと
それを応援する櫻坂46のファン達、
そして
最後までこの文章を読んでいただいた読者に
心から感謝する。


では、また気が向いた時にいつか。

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