【エッセイ】恵まれた側の視点から日本の中にある遺伝的な格差と貧困について考える
深夜に手持ち無沙汰になってしまって思考を形にして残しておきたいと思ってなんとなく文章に起こしてみる。
この文章を読んでくださっている人の中に一時期話題になった本「ケーキの切れない非行少年」を読んだことがある人はどれくらいいらっしゃるのかはわからないが、あの本は日本人が目を通しておくべき本の一冊だと思う。全然読みやすい本ではないし読んでいて頭が痛くなるような内容も多々あるが人間というのはある程度閉塞的な自分の周りの社会の中で生きることしかできないし、社会全体がその世界をコピー