ローマの休日~なぜあのときピザを食べなかったのだろう~
ヴィンチェンツォに救われたステイホームのGW
Netflixで大人気の韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」の最終話が昨夜配信されました。私は次の配信を待つのが嫌なので、最終話(全20話)まですべて配信されてから見るつもりでしたが、2週間ほどまえに、16話まで配信されたところで見始めてしまい、最後の4話は配信を待つことになりました。
ヴィンチェンツォは人種でいえば韓国人なのですが、幼い頃にイタリアのマフィアの養子になり、成長してからは弁護士となり、マフィアの顧問(コンシリエーリ)を務めていました。イタリアブランドのスーツに身を包み、暴言を吐くときはイタリア語という、中身はイタリア人の彼が韓国に戻り、韓国の愉快な人々に翻弄されながら、韓国の汚職まみれの検察、裁判官、財閥企業と戦う話です。コメディかと思いきや、かなり残酷でもあるし、どう分類すればいいのかわからないのですが、とにかく面白く、止まらなくなるドラマです。
ときどきBGMにイタリアのオペラが流れたり、ヴィンチェンツォのファッション、身のこなしを見ていると、イタリアに行きたくなってしまいます。
イタリア旅行の思い出
こちらの記事にも書きましたが、5年ほど前に、イタリアに旅行しました。旅の前半はシチリア島、後半はローマに数日滞在し、フィレンツェにも出かけました。カバー写真は、バチカン美術館の天井画です(たしか)。
シチリアといえばゴッドファーザーの印象が強いのか、「シチリアに行く」と言うといろいろな人に
「マフィアに気を付けてね」
と言われましたが、マフィアは一般人、それもたいしてお金もなさそうな平たい顔族の観光客に関わってくることはありません(苦笑)。マフィアらしき人を見かけることもなかったぞ。
シチリア島では、現地在住のSさん、友人と一緒でしたが、ローマ、フィレンツェは一人旅でした。実はイタリアは初めてでしたので、オーソドックスな観光地ばかり行っていました。
ローマでは、バチカン市国、スペイン階段、コロッセオ、フォロ・ロマーノなど。
フィレンツェでは、ドゥオモ、ウフィツィ美術館、アカデミア美術館(ダビデ像)、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局など。フィレンツェの滞在時間は5~6時間だったと思うので、次回はゆっくり行きたいですね。
美味しいピザが食べたい
イタリアといえばパスタとピザ!のはずですが、この旅でピザを食べた記憶がありません。シチリアでは、パスタもピザもあまり食べていない。魚料理が美味しかったことを覚えています。
ローマ、フィレンツェではパスタ、あとはなぜか中華料理を食べた記憶がある。旅の後半で胃袋が疲れ、イタリア料理以外のものを食べたくなっていたからでしょう。私は西洋に行って数日もすると、アジアの料理が食べたくなるのです。アジアでは、最後までその土地の料理を楽しめるのですけどね。
ローマで食べたボロネーゼ。
ワインと炭酸水。
美味しかったけど、なかなか高かった気がする。ランチタイムで3000円くらい、少なくとも2000円以上はかかったような気がする。欧米に行くと、スーパーの商品の値段はそう高いとは思わないのですが、外食すると高いなと思います。日本の飲食店ではリーズナブルに美味しいものが食べられて幸せですね。
いま心残りは、美味しいピザを食べなかったことです。バチカン美術館のカフェテリアで食べましたが、それほど美味しくなかった気がする。美術館のカフェで専門店の味を求めるのが無理というものですが(苦笑)。窯で焼きたてのピザ、食べてみたかったです。次回は絶対に食べるぞ。
…とか言ってたら、ピザが無性に食べたくなってきました。近所のイタリアンで遅めのランチに食べようかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?