マガジンのカバー画像

知性改善論と論理。

7
知性の可能性を究明して改善することを目的としています。まあ、もしかしたらスピノザと同じことを言っているかもしれませんが。
運営しているクリエイター

記事一覧

(その2)論理性序論(思い込みについて)

 例えば、論理的に読解しようとする場合において、どうして我々は間違えることがあるのだろう…

哲と水
2か月前
7

(その1)論理性序論。(説明の本質に対する若干の考察)

 論理においてまず重要なのは、「個々の事象を根幹から理解した上で、それらは何において、何…

哲と水
2か月前
11

(その5)知性改善論(知性の優劣について、それはどのようか及びどのようにそれは起…

 確かに、知性には優劣がある。というのも、人それぞれできることとできないことがあるからで…

哲と水
1か月前
8

(その4)知性改善論(知的認識と純粋認識について)

 我々の認識の内には明らかに「教えられることなく認識できている」認識がある。例えば、「物…

哲と水
2か月前
6

(その3)知性改善論(知性は高低しうるのか)

 老化によって確かに人の知性は低下するようである。のみならず、緊張や睡眠不足などで知性は…

哲と水
2か月前
8

(その2)知性改善論(知性の役割について)

 明らかに知性が働いて為されていることの一つとして「正解を導き出すこと」を引き合いに出し…

哲と水
2か月前
13

(その1)知性改善論(知性の認識について)

 例えば、考えるということこそが理性であった場合、なぜそうであるのか。また、考えるということの範囲はどのようか。感覚や認識とを人は、どのように峻別しているのか。私はまずこれを究明した後に知性の改善に対する論考をしたいと思う。  知性とは何か。持論ではそれは、判断全般のことであるとしてる。例えば、良し悪しや当否は知性の為せることではないだろうか。理論を組み立てる際も人間は多くを承認することが必要で、そのためには判断力が必要であるのだが、それこそ知性なのではないだろうか。そして得