ミルッカ・サルナトゥ キャラクター紹介ページ
ごきげんよう。
ここはD&Dソロジャーナルで使用する私のプレイヤーキャラクターの紹介ページです。
旅立つ直前、スタート時のキャラクターデータや設定をまとめています。
今回は3レベルスタートで、5の倍数のレベル到達時に成長後のデータを更新して公開していく予定です。(何レベルまで続くか未定ですが)
それではよろしくどうぞ。
基本情報
名前
ミルッカ・サルナトゥ(サルーナトゥ)
ᛗᛁᚱᚴᚴᚪ ᛋᚪᚱᚢᚾᚪᛏᚢ
Mirkka Sarunatu
紫の目のミルッカ(しのめのミルッカ)
クラス
占術系統ウィザード/荒ぶる魔法のソーサラー
ウィザードレベル2/ソーサラーレベル1
種族
ハーフエルフ
ヒューマンの母とエラドリンの父を親に持つ。
背景
賢者
属性
中立にして善
外見的特徴
年齢
19歳
身長
5フィート6インチ(167㎝)
目
紫水晶が如き澄んだ紫に、キトキトした奇妙な煌めき
憂いをたたえたような眼差し
肌
雪のような淡い白
髪
エラドリンである父の血が影響しているのか、彼女の髪は季節によって変わる。
春には輝かしい金髪に
夏には艶やかな黒髪に
秋には燃えるような赤髪に
冬には透き通るような銀髪に
服装
母の故郷の民族衣装を纏い、
呪術的な意味合いを持つパターンが織り込まれた帯を巻いている。
肩には藍で染めた布を羽織り、
それを一族のバインドルーンが刻まれた真鍮の留め具で留めている。
頭には常にスカーフを被り、
エルフの血を示す僅かに尖った耳と、季節により色が変わる特徴的な髪を蔽い隠している。
これは自身の出自を恥じたり隠し通したりするためではなく、
悪意なき噂やお喋りを好む市井の人々の「季節の話題」から、自身をわずかにでも遠ざける為である。
人格的特徴
人格的特徴
俯瞰的に物事を把握しており、自分に関することでもどこか他人事である。そのため人を見る目のない者からは主体性に欠けた人間と見做されがちだ。
どれほど親しい相手との間にも一線を引こうとする。
人間とは、最終的には孤独な存在だと考えている。
尊ぶもの
助言。助言には一度は耳を傾けるべきだ。
それが何からのものであれ。それが誰からのものであれ。
関わり深いもの
「父を探し、あなたの血に流れる魔法の力を手懐ける術を学びなさい」
母の言葉に従い、私は父を探す。
弱み
あけすけにものを語るので不要なトラブルに巻き込まれがちである。不吉な占い結果をそのまま伝えて客を怒らせることもしょっちゅうだ。
ステータス
能力値
筋力10(±0)
敏捷力12(+1)
耐久力15(+2)
知力16(+3)
判断力13(+1)
魅力16(+3)
技能習熟
看破
説得
捜査
ペテン
魔法学
歴史
その他の習熟
〇言語
共通語、エルフ語、ノーム語、森語、巨人語
〇武器
ダガー、ダーツ、スリング、クオータースタッフ、ライトクロスボウ
アーマークラス
11
ヒットポイント
14
特徴
暗視
フェイの血脈
技能の才
秘術回復
研究能力
予見
魔法暴走
混沌潮流
持ち物
ダガー
呪文構成要素ポーチ
探検家パック(背負い袋、携帯用寝具、炊事用具、ほくち箱、松明10本、保存食10食、水袋、50fの麻ロープ)
呪文書
インク、チョーク、黒鉛、その他何を使っても書き込めない白紙の本
黒インクの壺
羽ペン
小さなナイフ
紫水晶のルーンストーン
真鍮製のペンデュラム
普通の服1着
ベルトポーチ
所持金10金貨
魔法
(W)→ウィザード呪文
(S)→ソーサラー呪文
初級呪文
トゥルー・ストライク(W)
フレンズ(W)
ポイズン・スプレー(W)
プレスティディジテイション(S)
メイジハンド(S)
メンディング(S)
レイ・オブ・フロスト(S)
1レベル呪文
アイデンティファイ(W)
ウィッチボルト(W)
グリース(W)
コンプリヘンドランゲージズ(W)
スリープ(W)
チャームパースン(W)
ディスガイズ・セルフ(W)
ディテクトマジック(W)
マジックミサイル(S)
メイジ・アーマー(S)
過去の経歴と旅立ちのきっかけ
物心ついた頃から、ミルッカにとっての唯一の肉親は占い師である母
シャーヤ・サルナトゥだけだった。
母の一族は代々占いを生業としており、シャーヤ自身も腕の立つ占い師であった。早々と半隠居を決め込む以前には、領主のお抱えの占い師すら務めていたと聞く。
ミルッカも母の助手として幼いころから占いの技術を学んだ。占術師としての心得や振る舞いについて、探し物を見つける簡単なまじないについて、そしてルーン文字に秘められた力の引き出し方について。
占術師一族の末裔として、自身が占術師の道を歩むことに疑問はなかったし、当然そうなるものだと捉えていた。
サルナトゥも母親から譲り受けた姓である。
父はミルッカが誕生して間もなく家を去ったのだとシャーヤは語った。
エルフであるという事だけは聞いていたが、それ以外のことについて母は多くを語らなかったし、ミルッカからあえて訊ねることもしなかった。尖った耳や季節によって色を変える奇妙な髪は、父の持つエルフの血がもたらした形質である。
また、ミルッカには幼いころから魔術の才があった。遠くのものを引き寄せたり、小さなつむじ風を起こしたり、手折った樹木の枝に花を咲かせたり。
それらは初めのうちは無意識に起こっていたが、歳を重ねるうちにある程度は自覚的に使えるようにもなった。
これもやはり、エルフの血が与えた力であるらしい。
母は市井の人々から通り名として(そして時には陰口として)「ワヌヴァの魔女」と呼ばれていたが、母がこのような力を用いた姿を、ミルッカは見たことがなかった。
◇
母が自室にミルッカを呼びつけたのは、彼女が19歳になった日の朝である。
その頃のミルッカは、街の占い師としては既に一人前と呼べるまでになっていた。
「この家を出て、父を探しなさい」
シャーヤが言う。
「あなたには既に私の持つ占いの技術を全て教えたわ。それでもあなたは、まだ一流の占い師とは呼べない。占いは、学ぶものではなく使うもの。あなたは旅をして、人々の声を聴き、ルーンの囁きを捉えねばならない。外に出る時がきたのよ」
「あなたの父はエルフ、それもエラドリンよ。
力ある魔術師だった彼はここを去る前に私に告げた。
『私の娘にその時が来たと君が判断したのなら、この子を私の元へ』と。
あなたにはエルフの血が流れ、その血が魔法の力を与えている。けれどもあなたの魔法の力はまだ未熟で、不安定よ。父を探し、魔力を制御する術を学ぶ必要がある」
ミルッカは頷いた。
「わかりました母様。それで、父様は今いずこに?」
シャーヤは静かに微笑して言った。
「あら、私があなたに授けた術は一体何だったかしら」
手慰みに弄んでいた占術用具の小石を机の上に軽く投げ、現れた文字の啓示を読みながら彼女は続ける。
「これはあなたへ父が与える最初の試練であり、母が与える最後の試練です。旅に出て、父を探しなさい。そしてその教えを乞いなさい」
◇
旅の支度を整え、ミルッカは戸口に立つ。
最初の目的地は、もう決めていた。
ルーンに従い、まずは大都市を目指そう。
家を去ろうとする娘に対し、母は告げる。
「最後に一つ教えてあげるわ。あの人の、あなたの父親の名前を」
「ディルノメンディ・アズラストン。
あなたが探すべき人の名よ。
幸運を祈っているわ。それから――」
思い出したように彼女は付け加えた。
「首尾よく彼と会えたのなら、伝言を頼めるかしら?
『たまには私のところにも顔を出せ』って」
その他の設定
バインドルーン
ルーン文字は、その一つ一つが意味を持つ。
そうした複数のルーンを組み合わせて新たな意味合いを生み出すのがバインドルーンだ。ルーン文字はどれも縦線と斜線で形作られているので、二つの文字を組み合わせることが出来るのである。
今回は「言葉」を意味する”ᚪ:アンスズ”と
「故郷」を意味する”ᛟ:オシラ”を組み合わせてバインドルーンを作成し、これをサルナトゥ一族のシンボルマークとした。
アンスズはオーディンや彼が得た言葉を表したルーンであり、文字やコミュニケーションの力、知恵などを象徴しているとされる。
一方オシラは先祖から受け継ぐ土地を表しており、世襲や伝統を象徴している。
これらを組み合わせたバインドルーンには「言葉を受け継ぐ者」という意味合いを持たせた。代々優れた女占い師を輩出してきたサルナトゥ一族に相応しいものが出来たのではないか。
これらの設定は単なるキャラクターデザイン上のものであり、ゲーム本編にはあまり絡んでこないかと思う。折角つくって勿体なかったので……。
出身地
ワヌヴァの村。
森林と湖、そして切り立った山とフィヨルドに囲まれた静かな村である。
キャラクターの重要な要素としてルーン文字を取り入れたので、現実世界の北欧風の雰囲気を目指しつつ、詳細をダイスで決定した。
このあたりの決定方法や、村周辺の地図に関しては、今回のソロジャーナルのレギュレーションなどを説明するセッション・ゼロ回の記事を書く予定なので、説明はそちらに譲りたい。
ここまで読んでいただき有難うございました。
これらの設定は現時点のものでして、まだ未定の部分も数多くあります。
(例えば、ミルッカの父親が家を去らねばならなかった理由など。現段階では作者である私にもさっぱりわかりません。何故……?)
これらの未確定な部分は今後の物語の進行で明らかになっていくといいなと思っています。そうなってほしい。
本編も近いうちにスタートしたいのですね。
それでは左様なら。
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