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人生立て直しへの道のり #1

◆人生、詰んだ

家計のやりくりが下手すぎて収入と支出のバランスがうまくとれず、毎月赤字決済。
生活が下手な人(借金を繰り返してしまう人)あるあるかもしれませんが、クレジットカードを無限にお金が出てくる魔法のカード然と、カード決済に依存した生活―。
それでもなんとか綱渡り状態で生活を続けていたのですが、度重なる体調不良と入院や手術によって、どうにも生活が立ち行かなくなってしまいました。

状況をどうにか打破しようと、債務関係を専門に扱う法律事務所(以下「A事務所」)に相談し、任意整理をしたのですが、整理分の支払が毎月6万と負担が大きく、家賃や光熱費、毎月の固定支出に返済分を上乗せしたらそれで給料は終わりです。
生活費用はほとんど残らない状況だったので、結局また別の借り入れをしなければなりません。
こんな状況では、いずれ生活は破綻します。(いや、借入に依存した生活はすでに「破綻している状態」と言えますが)
収入は勤務状況によるのでふり幅がありますが、22万~30万程度。

借金さえなければ生活できるだけの収入ではあるのに…。
もう一度フラットな状態からやり直せたら…。

日々、そんなことを考えていました。
そんな時目にした「自己破産」の文字。
これまで「破産をする」というのは、完全に選択肢から除外してました。
ろくに調べもせずのイメージですが―

  • 何もかも失う

  • いろんなことに制限がつく(自由度がなくなる)

漠然とそんな風に考えていました。
ただ、現状ではそうせざるを得ない状況なんだろうと思い、なんとなく自己破産について検索してみたんです。
と、そこでわかったこと。
制限と言っても自分に関係がありそうなことで言うと、新規に借り入れができない(5年~7年くらい)くらいで、それはすでに任意整理をしている時点で「発生している制限」なんですよね。
…あれ?そしたら借り入れ分を清算する意味では、自己破産申請をした方がいいのでは?!!と思い至り、脊髄反射で行動に移りました。
一も二もありません。それだけ、切羽詰まっていました。

◆法テラス無料相談へ

●無料法律相談は経済的にお困りの方を対象としています。
※ご予約時に収入(平均月収)や資産(お持ちの現金・預貯金)をお聞きします。
●相談時間は1回30 分です。
●同一の問題につき、3回まで無料で相談できます。
●相談は原則として事前の予約が必要です

法テラス公式サイトより

まずは任意整理を依頼してたA事務所へ連絡し、改めて自己破産手続きに移ったり、そのことを相談することはできるかの問い合わせをしました。
そこで言われたのは

  • 現在の債務状況?でこのままA事務所に依頼すると、金銭的負担が大きく、メリットがない

  • わたしの状況を鑑みると、法テラスで弁護士費用の立替制度を利用したほうがいい

  • A事務所は法テラスと提携していないので、立替制度は利用できない

また、法テラスを利用するにも条件があるとのことだったので、「A事務所に任意整理を依頼中であること」と「頻繁に入院しているため収入が減っていること」を合わせて伝えて相談してみてほしいとのこと。
この時は、直近で入院の予定があったので、退院してから法テラスの相談が受けられるよう、入院後病院のベッドの上から予約を取りました。

話は前後しますが、A事務所から法テラスの無料相談を進められた後、入院の前に予約について電話問い合わせをした際、「無料相談=生活困窮者の為の制度だから」ということで、収入の状況を聞かれました。
前述しましたが、わたしの収入は勤務状況により22万~30万程度と、結構大きく変動します。
電話口で言われたのは、手取りで月に25万以上の収入があると対象外とのこと。
正直、25万程度では家計2人分をやりくりするのに、十分な収入とは思わないし、いくら収入があろうと赤字決済の火の車生活では、十分生活困窮者だろう!と思ってしまいます。
しかも間の悪いことに、しばらく残業続きだったこともあり、直近の収入が25万を超えてたりしたので、はじめは法テラスの予約受付も突っぱねられてしまいました。
危うく当初の目的である「人生リセット(自己破産)」のchanceが途絶えたと暗雲漂ったのですが、今後も度々入院・手術の予定があり収入が減っていくこと、A事務所でそのようにアドバイスを受けたことを説明すると、そういうことなら受付可能だと思うということで、無事にネット予約についての詳しい説明を聞くことができました。


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