早期帰国

こんにちは。まろです。

世間を騒がせている、コロナウイルスですが、報道で騒がれている通りヨーロッパの状況は厳しく、私も大学から交換留学中止、早期帰国の要請が来ました。

1週間前ごろに帰国いたしまして、現在自宅待機残り1週間ほどです。

向こうで最後まで講義を受けられなかったことや、4月に予定していた大きな旅行が中止してしまったことが大きな心残りです。


しかし、この留学でできなかったことは次に私が自費で旅行をする準備へのモチベーションになる、そう思って切り替える事にします。


予定行事が中止でワタワタしていたのですが、帰国要請が出た1週間の間は、フランスでは外出禁止令が出たり、TGV(新幹線)、飛行機がキャンセルされたり、きちんと帰れるか不安でしたがなんとか帰れました。


私はシャルルドゴール空港から羽田への直行便で帰る予定で、前日から空港近くのホテルに行き、そこで滞在する予定だったのですが、空港に出発する朝、つまり飛行機1日と半日ほど前に航空会社HPを見たら、欠航の文字...。私はシャルルドゴール空港に着いたらホテルに行く前に航空会社に問い合わせる事に。しかし電話は混雑しており全く通じない。日本の航空会社だからフランスには常設窓口はない。その時シャルルドゴールの掲示板は9割エアフランスというフランスの航空会社が埋めていました。みんな欠航なんですね。夕方の1日一本程度しかない(私の乗る予定の空港会社の)フライト時間まで待って、チェックイン窓口に問い合わせました(その日の便は欠航されていなかった)。そこでは日本人スタッフは外国語が全くできないお客のサポートでてんてこ舞いの様子だったので、拙い英語とフランス語で自分の便がキャンセルされて困っていることを伝えると、受付のお姉さんが電話で掛け合ってくれる事に。30分ほど付近の座席で待機していました。それで待機していると、お姉さんから話がついた、との合図がありまして、詳しく聞きに行くと、なんと代替便としてその日の便の空いている座席に乗せていただける事になりました。

無事帰れる事になり安心しました。ホテルはキャンセルできるタイプだったのでキャンセルしました。ホームページを見ると、コロナウイルスでの欠航の際は返金の対応をされていました。私の場合はチケットを代理のサイトで購入していたため、返金等の自然な手続きができない事になっていました。詳しい対応は代理サイトに問い合わせしてほしいということも。ですが、私の購入した会社は、出発3日前の対応は自分で航空会社に連絡して対応してほしいとしかなく、電話も混雑して繋がらない。非常時はきちんと航空会社で直にチケットを買わないとあかんなと思いましたね。

まあ航空会社が配慮をしてくださって、本当にありがたかったです。私のチケット購入の慣れてなさが浮き彫りになっていました苦笑。経験ですね。


2月くらいはほとんどフランスは感染病はアジアの出来事で、対岸の火事という様子であったのですが、2月後半からのイタリア、の流行を皮切りに一気にことが大きくなりました。当時は中国人を筆頭とするアジア系留学生が特に、アルコール消毒を持ち歩いている様子で警戒をしていましたが、ヨーロッパ人は特に変わらない様子でした。フランスではマスクしないのが普通でして、普段している人は、マスクはほとんどコスプレみたいに思われているんではないかと思ってました。なので非常事態だからといって急に人々全てがマスクしだすというわけではありませんでした。したくても行き渡らないということでもあります。警戒している人において、マスクのない人はタオルで顔を隠したりしていました。私もマスクがなかったので、空港から帰国の際はネックウォーマーで顔下半分を隠していました。気休めです。外出禁止令が出るまで私も気にしていない人間でした、手洗いはこまめにしていましたけど。インフルと変わらんかなあと思っていたら、これほど大ごとになるとは...。

日本はヨーロッパよりも見かけは平和ですよ。でも注意をするに越したことはないですし、東京ももしかしたらヨーロッパ諸国のような強制策に出るかもしれないということで、自分と家族の生命のために手洗いうがい、顔に不用意に触らない、人混みを避けるべきなんだなあと思いました。

フランスも国民全てが辛気臭い顔で戦争だ! ってなってるわけじゃないですよ。たしかにパリをはじめとした都市部において警察が不用意な外出を取り締まっている(罰金あり)があり、家族連れの外出はなく、皆日用品の買い物か、ジョギングする人がほとんどではあったけれど、皆挨拶はしあうし(控えめだけど)、困っている人を助けてあげる人はいつも通りいて、私の住んでいたところはピリピリした雰囲気はそれほどありませんでしたね。警戒すべきではありますが、リラックスも大切にしたいと思いました。


まとまりのない文章ですが、以上帰国報告と日記でした。

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