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11. 就活のこと。

みなさんこんにちは。今日もお疲れさまです!
ぴぴです。

すごく苦しくて、
すごくつらくて、
すごく悩んで、
すごく自分と向き合って、
すごく意味のある時間だった、

それが私の就活です。

大学3年生の4月から、急に就活関連のメールが届くようになりました。
内容は、
「説明会に参加しましょう!」
「あなたの周りはもう動いてますよ!」
「今から早期準備を始めたら、一歩リードできますよ!」
「インターンに参加したら有利です!」
とかなのですが、そういう文面にいちいち心臓を圧迫されて、急かされるように始めた就活でした。

普通に考えて、おかしい。

他の国を見てみると、こんなふうによーいドンで始まる就活は日本ぐらいです。新卒一括採用というのも、本当に息苦しいものです。気づくと周りはリクルートスーツを着て、カツカツとパンプスの音を鳴らす人でいっぱいでした。

私もこの波にのらなきゃ!

その思いで、大嫌いなヒールの靴を履き、窮屈な黒いスーツで身をかためました。


それから、約1年弱。受けた企業は22社。内々定をいただいたのは2社。
全ての選考で、自分という人間が否定されている気がして本当につらかったです。

笑顔で話してくださり、話も盛り上がったのに、結果は、不採用
無表情で厳しい目を向けてくる面接官たちからの結果は、不採用
最終面接まで4つも5つも選考を続けてきたのに結果は、不採用
地方からはるばる東京まで何度も出向いたのに、結果は、不採用
何時間もかけてESを作り、面接練習を重ねたのに結果は、不採用

何が正解なのかわからない。
私という人間はこんなにも欠点にまみれていたのか。

そんな自己嫌悪に襲われて、いよいよ心が壊れてしまいました。
一人で暮らせないようになるまで、
自分が自分じゃなくなってしまい、
一度それまでの就活をやめてみることにしました。


そして今日。

ようやく全ての就活を終えて解放されました。
日本の新卒一括採用という文化に違和感を覚えながらも、
結局はその波にのまれ、私自身もその文化を持続する
手助けをしてしまいました。

私と同じ経験をした学生さんたちは少なくはないはずです。
寧ろ、今人事側で働いている方々や社会人の方々は、過去に
同じ経験をされた人たちもたくさんいると思います。

鏡に映る表向きの自分を通り越して、真実の自分としっかり語り合いたいですよね。

だからこそ、伝えたいのです。

今、必ず何が何でも就職しないといけないの?
長い人生のわずか数か月で、もやもやを残したまま何となく、
何となくの場所でこれからの長い人生の居場所を決めていいの?

これは私が苦しい時期に、大切な人からかけてもらった言葉です。


”絶対”  なんてありません。

周りの目とかそんなのも一切気にしなかったら、

私は、
あなたは、

どんな決断をしますか?



今日もみなさんに小さな幸せが訪れますように。