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仁王2クリア後の感想

文章を書く機会を増やしていくことを目的にnoteを始めてみました.初めてで書きやすいものからということで,最近クリアした仁王2の感想を,いいところ,ちょっとなぁ...というところ挙げつつ書いてみたいと思います.

共感してくれる人いたらいいな,やっぱそうやんなーを求めた自己満ノートなので,拙いところ多々あると思いますがご了承ください.※ネタバレは多分に含まれます.

いいところ

キャラクリ

主人公の見た目をプレイヤーの好みで自由に変えられる機能で,これが本当に良かったです.プリセットという製作者側が用意した顔のサンプルがすでに洗練されており,あとは髪の長さや声色,表情を好きに変えるだけでもう自分の性癖にどストライクな女武者が誕生します.あ,男もできますよ.興味が湧かなかっただけで.

もちろんサンプルに頼らずいちから作成することも可能ですが,プリセットの出来にどうしても勝てる気がしなかったので自分は諦めました.

素晴らしいのはそのキャラクリが,ゲームが始まってからほぼいつでもやり直すことができるという点です.1時間以上キャラクリに時間をかけ,「この顔でクリアまでいくぞ...!!」と大きな決心をしてゲーム開始を押したあの時の覚悟は特に要らず,気軽にゲーム開始を押せばよかったです.

アクション

自分は構えや武器をいろいろ試しながら,中盤からはトンファーの中段構えで最後まで押し切りました.武器が9種類,構えが3種類もあるのできっと全プレイヤーがそれぞれお気に入りのスタイルを見つけられると思います.複雑なように思いますが,一つの慣れたスタイルで突っ走ることもでき,全て必須になっている訳ではないのでその点は良かったです.

アイテムの種類の豊富さ

めちゃめちゃあります.特に武器&防具,茶器.そしてもちろんそれらアイテムの由来解説も充実しており,それらを読んで歴史に思いを馳せている時間がプレイ時間の中で大きな割合を占めていた気がします.

造形も細かく,使わなくても一度持ってみようかな,着けてみようかなという気にさせられました.(毛虫の名前の入った兜とか笑)こういうところは本当に力入れられているなと感じました.

楽しいボス

仁王2での7割くらいのボスは,とても楽しかったです.真柄直隆や藤吉郎など人間との戦闘は特にそう感じました.ボス全般で攻撃激しすぎない??と思うことは多々ありますが,「4回斬ってくるまでは攻撃しない」というルールを確立したり,毒や各種属性攻撃を試すなどいろいろな工夫で倒せるちょうどいいバランスになっているかなとは思います.


ちょっとなぁ...なところ

この記事のメインディッシュです.ここまで隠してましたがいろいろ腹が立ちながらプレイしてました.

ステージが面白くない

一番これが言いたかったです.ボスに向かうまでにあらゆるザコ敵を倒しながら探索,アイテム収集,ショートカットを開けつつ,ボス戦を迎えることになるわけですが,このボス戦以外について中盤までで飽きてしまいました.

まずザコ敵について.与えてくるダメージがちょっと尋常じゃないです.ボスの一撃よりも超えていると感じることも多々ありました.

妖怪は全く怯むことなく攻撃してくるので,武技のコンボを決めたくてちょっとでも攻めすぎると命取り.MAXHPの3分の1〜半分のダメージを与えてきます.

そのくせタフで,組討ちを1度や2度しただけでは死にません.

そのような敵なので,一切気が抜けずサポートアイテム使いながらヒリヒリする戦いが強いられます.そんな敵が道中そこかしこにいるわけです.落下しそうな細い道でもお構いなしです.本当に腹が立ったのはそんな強敵との戦いを遠距離攻撃で水を差してくる敵が配置されていることです(テメェのことだよ外道兵).このパターンが高頻度であります.はいはいまたねと.うんざりでした.強敵なんだから集中して戦わせて欲しかったです.

敵以外でもステージとしてあるのは,ゲーム中盤までは陣中,洞窟,山道のステージだけです.特にギミックがあるわけでもなくずっっっとそういう風景が続いていきます.分かれ道を行ったり来たりしながらグルグル回るようなマップで,ステージを進んでいる実感も湧かなかったです.

戦国時代なのでそういうものなのかもしれませんが,ワクワクドキドキしながら進んでいたのは最初の方だけで,あんまり楽しくないなと思った以降は動画で最短ルートを見ながら走り抜けていました.

ただ終盤の夢路編,野球でいう8回くらいからの平等院,聚楽代,醍醐寺はとても美しく,戦場ではないこともあってそれまでの反動でとても楽しかった印象です.こういうのが前半でも欲しかったです.

だるいボス

ダイダラボッチは本当に負けても勝っても「なにこれ??」以外の感情が起きませんでした.ダクソの萎え床を彷彿とさせます.

長壁姫も攻撃を当てづらい距離にいるのやめてくれませんか.4つの触手だけでなく謎のレーザーが追尾してきたり,3,4戦して真面目に戦う気が無くなり,ボスで唯一攻略見てしまいました.

数字が多すぎる

武器や防具,魂代,に書いてるパラメータが多すぎて,選ぶのも一苦労でした.紋章の盾は魔法に強い,竜紋章は火に強いくらいのシンプルさに慣れていたので,装備を見直したり,奉納するときに細かく見ないといけなく疲れます.もう別になんでもいいやと思ったら楽になりました笑

細かいUI

ステージと関連して,プレイ画面の右上のマップですが,小さすぎて何を指してるか分からないし,メニューで拡大できるならまだしも,あれが一番要らないなと思ってました.

茶室での日替わり献上で献上品を選択するときに武器ごとのカテゴリーも作って欲しかったり,そういう細かい不満はあります.

ただ頭防具の表示をオフにもできるのはめちゃくちゃ良かったです.

その他

他にも,ボス前で仙薬をいちいち買わないといけないのが煩わしかったり,ショートカット開けたのに,サブミッションでは全て無かったことにされていたり.妖力切れてるのに普通に攻撃してきたり.

おかしくない?って思うことがちょくちょくあったんですよね...

ストーリーは,もう少し藤吉郎と主人公の共闘シーンなどがあるとよかったです.いつもボスを倒してからひょっこり出てくるだけなので.全体的に薄い印象ですが,死にゲーなのでストーリーはこれくらいでいい気もします.


まとめ

初めてのnoteなのに結構書いてしまいました.もっとあっさりしないと続かないってこれ...

仁王2はまごうことなき神ゲーという評価もあると思いますし,たまたま自分がいろいろ合わなかっただけでした.

クソボスはどのゲームにもいると思うのでそこはまあいいんですが,とにかくボスにたどり着くまでの道中が自分には合わなかったです.雑魚と言えないような強敵が多い.のくせに戦おうとすると見えないところから早い間隔で砲弾バンバン放ってくる.

変わり映えしない道中でグルグル回っていつの間にかショートカットを開けているのもなぜか達成感がなかったです.ショートカットのやり方もワンパターンですし.

ステージ全体を上から見下ろせる場所なんかがあるとここまで来たんだなという満足感が得られやすいかなと思いました.

ただボスは楽しいのが多いですし,防具を揃えて特殊効果でより強くなるという楽しみや武技のアクション,妖怪化もかっこいいので,DLCは買おうか少し迷ってます.ステージが楽しそうだったら買おうかなぁ.

ここまでお付き合いくださりありがとうございました.少し怖いですがコメントなどいただけると喜びます.


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