#4 再訪、そして惚れ直す。(後編)

地域のあそびば ミナミナ

次に向かったのは、今井さんが移住して作られた「地域のあそびば ミナミナ」という場所。
学校帰りの子どもたちやお母さん方の憩いの場だったり、私みたいな来訪者が立ち寄ったり、時にはイベントを実施したりできる、自由なコミュニティスペースです。

実はこれ、あの日訪れた道の駅の向かいのチーズ屋さん「ヨツカド商店」と繋がった、複合施設なんです。

左半分がミナミナ、右半分がヨツカド商店

その日ミナミナでは今井さんの娘さん・息子さんが遊んでいて、
後ろには大きなガラス越しにさくらんぼの果樹園が見える。
「いいなあ。」とふと言葉がこぼれてしまいます。

でもこのおしゃれな建物、実は元々焼肉屋さんだったんだって。(信じられない!)

その日そこで「会わせたい」と今井さんが紹介してくださったのは、地域おこし協力隊で、ミナミナで「sopela」というスイーツ屋さんもしている杉山さん。

杉山さんは自然食に興味があって「いつか自分でお店を持ちたい」という夢を持ちながら、「農」の分野の活性化の担当の地域おこし協力隊として数年前に移住してこられたんだそう。

そういう経緯もあって、佐々木ファームのこともよく知ってくださっていたり、自然農業社さんという壮瞥の福祉と有機農業の会社で食事作りをされていたり、
それから、壮瞥のふるさと納税の返礼品として、規格外品になってしまったトマトを使って商品開発をしたり。。。(お味見させてもらったら、これが美味しくて美味しくて!お土産にふたつ買って帰りました🙏)

こだわりの材料だけで作った、絶品セミドライトマト

と!おはなししているうちに「あ、なんか通づるものがある」とお互いに感じ、
「こっちにきたら色々頼ってね、一緒にお料理もできたらいいね」と温かく接してくださいました。

佐々木ファームに初めてきた時と同じ、「ここに何かありそう」の感覚。
それが強くあるのが、この「ミナミナ」兼「ヨツカド商店」という場所でした。


洞爺の繋がりの中心?壮瞥と洞爺湖町の真ん中、ZERODAY

この日最後の目的地は、温泉街にあるキャンプ用品展、ZERODAYさん。

奥さんが洞爺出身らしく、数年前ご夫婦でUターン移住してこられて、共通の趣味のキャンプ用品展を開かれたんだそう。

店内は、温泉街のお店の中でも抜群のオシャレ感。
夕方でお客さんもいなかったので、旦那さんはセコマのカツ丼を食べていて、奥さんは遊びに出かけていってしまったところだったそう。笑
なんだかその自由な世界線が好きだなあ、と思ってしまった。

奥さんの親戚やご家族がやはりこの地域の色々な繋がりになっているらしく、お話をしながら「あ、そこもか、、、もはや全部繋がってるやん!!!」となった。

このお店は洞爺湖町側なんだけど、今井さんとも仲良くて、一緒にイベントをしたり、夜に車の来ない道で大人の本気ソリ遊びをしたりしているんだとか。笑笑
(楽しそうすぎるでしょ)

この地域に住む大人たちは、行動力がすごくて、でも子どもみたいにワクワクキラキラ楽しそうで、捉われていなくて。そんな大人たちに出会ったことが、今回の再訪で「壮瞥いいな、洞爺いいな」と、私を惚れ直させた一番大きな要因でした。


次回、なんとすずかん先生が壮瞥にくる!保護者挨拶(?)!!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?