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試行錯誤を重ねたからこそ生まれた、MARLMARL skin careの生産ストーリー
一見シンプルなつくりに見えるアイテムでも、そこには知られざるモノづくりのストーリーや作り手の想いやが詰まっています。
普段あまり知る機会のないモノづくりの裏側と、生産者の“想い”をフィーチャーするFactory Focus企画の第2弾は、MARLMARL初のスキンケアシリーズ「MARLMARL skincare」を特集します。
MARLMARL skin careの生産工場である株式会社ケアリングジャパン(以下略「ケアリングジャパン」)に、完全オリジナルで生産をしてもらったMARLMARLskin careが誕生するまでのストーリーや開発秘話を伺いました。
■株式会社ケアリングジャパン
ケアリングジャパンは昭和36年、シャンソン化粧品の別部門、シャンソン油脂工業として設立されました。平成11年には、社名をケアリングジャパンに変更し、皮膚のケアを科学する化粧品の受託製造会社として現在では、皮膚のケアを科学する化粧品の受託製造会社として、基礎化粧品、トイレタリー製品の開発、企画、製造までを一貫して行っています。
ケアリングジャパン公式HPはこちら
MARLMARL skin careアイテム誕生のきっかけ
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「スキンケアを通じて子どもの体調や気持ちを知るだけでなく、親の想いや愛情も相互に伝え合う時間を届けたい。」
そんな想いからはじまったMARLMARL skin care。
化粧品について右も左もわからなかったわたしたちの想いを尊重してくれて、形にしてくれたのがケアリングジャパンでした。
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通常、化粧品を生産する際には工場で予め決められた生産パッケージに沿って、アイテムを生産しますが、ケアリングジャパンではそれぞれのクライアントのリクエストに応じて生産方法を調整。
リクエストに応えるべく常に新しい研究が行われ、アイテムをオーダーメイドでつくってくれます。
オーダーメイドでの製法が可能で、豊富な知見のあるケアリングジャパンでだからこそ、わたしたちが思い描いていた製品を実現することができました。
ベビー向けアイテムならではの配慮
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べビーの肌はとてもデリケート。
なので、原材料はオーガニックにこだわって選定をしてくれました。
MARLMARL skin careは石油系乳化剤は一切使用せずに、天然系乳化剤を用いて製造されています。
石油系乳化剤を使用しないと、乳化がしにくいというのが定説。キー成分であるホホバ油は、特に乳化がしにくい油なのだとか。
乳化しにくい天然系乳化剤のみを使用するという難しい局面でも安定的に生産が可能なのは、今まで培ってきたケアリングジャパンの高い技術力があってこそなのです。
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また、ケアリングジャパンでは未来を担う子どもたちが過ごす地球環境への配慮も。
もともと枠練り透明石けんに代表されるような植物原料を中心とした処方開発をするのが得意とするメーカーであったことから、環境問題への感度が高く2008年という早い時期に、エコサート認証の取得もしています。
長年培った技術があったからこそ叶った、MARLMARL skin careのアイテムたち
MARLMARL skin careのそれぞれの製造ポイントを伺うと、各アイテムに知られざる製造の工夫が凝らされていました。
各アイテム毎の生産秘話をご紹介します。
■baby milk lotion
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「バタバタするお風呂上がりでも、伸びが良くさっと肌になじむテクスチャーにしてほしい」そんなMARLMARLからのリクエストに応えてくれたアイテム。
ミルクは粘性が低いと保湿感が足りなかったり、上滑りして肌なじみが悪くなってしまうことがある一方、粘性を高くするとベタついた使用感になってしまいます。
baby milk lotionはサラッとした粘性の低いミルクになる処方をベースに、作り方をアレンジして乳化粒子を調整することで、もったりとした粘性で保湿感がありつつも、サラッとして肌なじみの良い使用感に。幾度となく開発を重ねて完成した一品なのです。
■baby cream
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「クリーム=ベタつく」の概念を一変してくれる、使い心地の良いテクスチャーを実現したクリーム。
原料の微調整を重ね、クリームが重たくなりすぎないように20回以上もの改善をした末に生まれた珠玉のアイテムです。
角質層まで届く保湿力ながら、ストレスフリーなこっくりとしたテクスチャーに仕上げてもらいました。
■baby hair & body wash
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泡立ての必要がない泡ポンプタイプのヘア&ボディウォッシュ。
大人の約3倍もの汗をかくと言われるベビーは、垢が溜まりやすく乾燥しがちな肌環境。
そんなベビーの肌環境に合わせた、洗浄と保湿のバランスを保った均衡点を見つけるのには試行錯誤が為されたそう。
0→1のモノを作り出す難しさ
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MARLMARL skin careも含め、手元の試作ビーカーで試していたものを製造用の大きな釜にスケールアップすることは一筋縄には行かないのだとか。MARLMARL skin careの中でも特に難航したbaby milk lotionは、製造釜で製造したら粘度がでなくなってしまい、試作ビーカーと製造釜との違いを何度も目の当たりに。
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オーダーメイドでの生産が多いがゆえに、0→1のモノづくりをする機会も増えるけれど、クライアントのニーズにぴったり合う調合ができた時には時間を掛けた分、喜びも大きいと開発を担当してくれた今村さんは教えてくれました。
“モノづくり”のやりがい
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モノづくりをする上で1番のやりがいは、やはり商品を使うお客様に喜んでもらえること。
SNSの発達により、自分が作ったアイテムの感想を直接目にすることができるようになったことが、モノづくりを長くしてきた中でも近年1番の変化だそう。
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生産の現場では中々見れないお客様の生の声を吸収することで、よりリアルにユーザーのニーズを思い浮かべながら商品開発に取り組めるのだと今村さんは語ってくれました。
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商品の立ち上げから生産まで、わたしたちの想いを形にすべく伴走してくれたケアリングジャパン。
MARLMARL skin careには一朝一夕では決してできあがらない、たくさんのこだわりや想いが詰まっています。
アイテムに込めた想いが、子どもたちを通じて未来へと繋がっていきますように。
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