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パチスロでいう「設定L」のバイオリズムが続いていたけど、あることがキッカケで「設定6」に戻った話

「推定高設定の台なのに、自分が打ったらグラフが急降下」「やる気満々だったのに、彼女ドタキャンでテンションだだ下がり」「ジップラインをつかめず、下に落ちてゲームオーバー」といったように、"下がる”落ちる”という現象は日々生活を送るうえでつきものだと思うのですが、時に大した理由もなく気持ち的に落ち込むことがあります。

起きるのが辛かったり、睡眠不足なのに熟睡できなかったり、極めつきは好きなことすらもやる気が出なかったり…等々、とにかく私生活がしんどくてつまらない。

この現象を一般的に抑うつ状態と言いますが、どうやら人間の体内にはバイオリズムというものがあるそうで、好調か不調かはその周期タイミングによって変わってくるとか。つまり、明石家さんまや和製キムタクのような年中ハイテンション人間でも、必ず不調な時が訪れるということなんですよ。

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私はどちらかというとテンション低めのタイプなのですが、最近までメンタルが絶不調で、仕事が終わったらすぐ横たわってぼーっとする生活が続きタバコを買いに行くのもだるかったし、パチンコ・スロットを打ってもまったくテンションがあがらないという、もはや生きる屍みたいな状態でした。

さすがにこのままではマズいと思い、先輩や友人からお誘いがあれば必ず出向くようにするなど、なるべく人との交流&外出するようにしていると、それに比例して呑む機会が急激に増えて、夜のお店にも行くようになったわけですよ。

その夜のお店というのは、キャバだったり、スナックだったり、ガールズバーだったりと、ルックスに長けた女の子たちがたくさんいるところ。

こういったお店には大学生の頃によく通っていて、ハイエナで稼いだお金を毎週のように使うという学生とは思えない贅沢な生活を送っていたものの、正直何が楽しいのかまったく分からず、「大人になってお金に余裕ができても絶対に行かね~金の無駄だわ~」なんて思ってました。

ところが、最近になってその思考が大きく変わったのか、あるいは大人の階段を一歩のぼったからなのか、そういったお店が楽しく思えるようになってきたのです。

キャバは依然として苦手ですが、友達が常連で通うガールズバー、その友達と仲良しの女の子の紹介でいったスナックに関しては、ラフな雰囲気が性に合っていてめっちゃ楽しい。

特に前者のガールズバーは、これまで通ってきたお店とはやや雰囲気が違っていて、定番のギャル系はもちろん、どうみてもヤンキー上がりの子だったり、喋り方も趣味もオタク気質な子だったり、トリンドル玲奈似の落ち着いた清楚系の子もいたりと、キャスト陣の構成がバリエーション豊かで、飽きづらいお店作りになっています。

その中でも特に印象的なのは、謎多きオタク気質な子。現在大学を休学中&フル出勤しているという訳アリっぽい雰囲気を隠し切れない、見るからに元木大介ばりのくせ者なんですけど、事前情報として友達から「あの子かなり変だから面白いよwww」と聞いてました。

確かに千鳥ノブもツッコんでしまいそうなクセ強レディなのですが、その子に対するファーストインプレッションは、「なんでこの子はこういうお店で働いているんだろう?」という不可解さと、無理している感がヒシヒシと伝わってきて「う~ん…」というのが率直な感想。

なので次回来店時は別の子で頼む!と、内心ではワガママで生意気な注文をつけてたんですが…その女の子のひたむきな努力に心を打たれてしまったわけです。

それぞれ自己紹介した後は、名前を忘れないようにと付箋とボールペンを取り出してメモしたり、キツイ表情をしながらお酒を飲んでいるのに「もう一杯いいですか!?」と何度もお願いしてきたり、お店のブログを毎日更新する等々、自分ができることを精一杯頑張っている感じがものすごく伝わってくるんですよ。

ここまでくると、その努力を蔑ろにすることは彼女に対して大変失礼。そして、その子の奮闘ぶりを見ていると元気がもらえるような感じがして、それまでのハイパーダルシム状態はどこかへ吹っ飛んでいきました。

もしメンタルが不調であれば、そういったお店に行ってみるのもアリでしょう。お酒が好きならより楽しめると思います。

とまあ、くだらない駄文をつらつらと書き綴りましたが、つまり何が言いたいかというと、

華やかな夜のお店という場所は、パチンコ屋に次ぐ素晴らしいところなのかもしれません。 

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