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支援級の先生の言葉
もう一つ、娘が入学した支援級の担任の先生が入学式の日に話していたこと。
「お子さんを育てる上で2つ大事なことがあります。
1つは、絶対に他の子と比べないこと。
周りではなく、その子自身の成長と向き合うこと。1年前、1週間前、できれば昨日と比べて成長したことを見てあげて下さい。
2つめは、お子さんが何か良くできたり成功した時に、親御さんは自分の感情を伝えてください。
「ママ嬉しいな」「助かる!」
反対に嫌なことをしたら
「悲しいな」 など。
どうしてかというと、その子にどういう大人になってほしいかということです。
例えば褒めたり怒ったりばかりすると、「褒められるからする」「怒られるからしない」という大人になり、
感情を伝えると、「喜んでくれるからする」「悲しい思いをさせるからしない」という大人になる。
芽を育てればいつか花開く時がきます。」
私はこの言葉で涙が止まらなくなり、マスクの下が大洪水になりました。
きっと、支援級に入った親御さん達も私と同じようにずっと悩んで悩んで苦しんでここまで来たんだろうと。
我が子のことを一番に考えて進路を決めることは簡単なことじゃない。
私も本当は上の子と同じ小学校に行ってほしかった。
というのはただの親の希望で。
この素晴らしい先生方がいるクラスに入れたことは、娘にとって親にとっても最善であったと信じていこうと思います。
支援級は定員が限られてるから、希望しても入れない現実もあります。
どんな進路でも、我が子を見守り臨機応変に対応していけたら、困りごとを親子共々一つずつ解決していけたら、
それが一筋縄ではいかなくても、
自信が持てない選択だとしても、
周りの助けを借りながら、ゆっくりでも進んでいけたらと思います。
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