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「できない」毎日より「できる」毎日

これは、上の子の通う小学校の校長先生が仰っていた言葉です。

ムスメが支援級に通うために(という言い方は好きじゃないけど)隣の区へ引っ越した我が家。

上の息子は3年生。
今の小学校を転校したくないということで、越境して引き続き通わせてもらうために、校長先生と面談をしました。

引っ越しをした経緯を伝えると、
「すごいね、よく決断したね。」と。

普通級に入れるならそうしたかったけれど、娘は入ったところで、勉強についていけず、助けを言えず、友達の輪にも入れず、何もできないまま毎日を送るだけになるのが想像できたから…

といった内容を伝えたら、

「幼少期ほど、自己肯定感が大事。
できない毎日で殻に閉じこもってしまうより、
できることを積み重ねていく毎日の方が、自己肯定感を高められる。

できない毎日よりできる毎日。」

と仰ってくれました。

これを聞いた時、自分の決断に少し迷いがあった頭の中がすっきりしていき、同時に、涙が出そうになりました。

私は短気で細かく未熟なので、
息子や娘の自己肯定感を高めるような対応が全然できていなかった、それはすごく後悔してるし、今後気をつけなくてはいけない。

なぜならまさに自分が幼少期から、
自己肯定感が低いまま、ここまで来てしまったから。  
いろんな弊害を生みます。
自己証明済みです。

母親の育て方の負のスパイラルを断ち切らなければと思っていたのに、同じような言葉掛けをしている自分が嫌になるけど、気づいた以上、直していかなければならない。

子どもたちには、自分を好きでいてほしい。
自信を持ってほしい。
その方が絶対に色んなことが上手くいく。

ムスメが毎日少しずつでもゆっくりでも、
一つずつできることを積み重ねていけたら、それはきっといつか大きなものになるのかなと思っています。

余談ですが、

高校からの仲良しの男友達が、私と真反対で、
自分大好き俺最高みたいな人で(笑)

大学時代に飲んでいた時、

「えっ お前、自分のこと好きじゃないの?!」

って言っていたことをすごく思い出す。

今では4人のパパ。
いつも楽しそうで幸せそうで、落ちることももちろんあるけど、とりあえずいつも前向き。

その男友達を育てたお母さんみたいになりたいし、そういう人に育ってほしい。
(極端な例だけど笑)

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