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【アジアリーグアイスホッケー】10/1 横浜GRITS vs HC栃木日光アイスバックス戦 観戦

2023.10.1(日) 表題のゲーム観戦にてKOSÉ新横浜スケートセンターに行って来ました。今シーズンは2試合目の観戦。
結果から書くと、0-3でHC栃木日光アイスバックス(以下、アイスバックス)の2連勝となりました。
このゲーム、実は9/30(土)の第1戦で双方のFW選手のファイティングがありペナルティーで3ゲームの出場停止処分(今季からのルール改正で罰則がそうなっている)で不在。加えて本日はアイスバックスは昨年の得点王、#81が欠場、そもそも昨年のリーグ戦でのペナルティで#88が出場停止中。というわけで、点取り屋を大幅に欠いた状況でのゲームでした。

1ピリ、2ピリともホームの横浜GRITS(以下、GRITS)が優勢。1ピリはアイスバックスはオフェンスゾーンでのプレータイムも少なく、シュート数もGRITSが18に対し、アイスバックス13。やっぱりGRITSの#9は強力だ。しかもGRITSのGK#34は好セーブを連発し得点を許さない。これではアイスバックスが失点するのは時間の問題か…と思いきや、アイスバックスの絶対的守護神#44が好セーブを連発。最終的には41本のシュートをすべて抑えるという完璧な仕事をしてくれた。

昨日のゲームの事もあってか、両チームともペナルティは少なく、パワープレーも多くなかったが、両チームともパワープレーは課題が残る事となった。アイスバックスの3点目は相手の6人攻撃時のエンプティネットだったから、これは置いといても他の2得点は#18の上手いシュートだった。さすがにやってくれるな、と。
GRITSはオフェンスゾーンでのプレー時間も長かったが、素直なシュートが多すぎたような感じを自分は受けた。1ピリや2ピリの前半に得点出来ていれば、もしかしたら流れを掴んだかもしれない。実際アイスバックスは2ピリの終盤に得点したあとは、自分たちのホッケーを取り戻し、3ピリの内容はほぼ危なげなく、オフェンスゾーンでのプレー時間も長かった。アイスバックスの守備も良かったのだとは思いますが、見てるほうはハラハラしてましたよ。

次のゲームはこの対戦カードがアイスバックスのホームである日光にて開催される。4連戦というゲーム日程はどうなのか?という疑問はあるものの、お互い対策を立てて望む事になるだろう。それと#88が公式戦復帰。10試合出場停止処分のため、昨年の公式戦2戦+プレーオフ3戦+今シーズン公式戦5戦、で10/7(土)のゲームから出場可能になる見込み。実際#88がいるといないのでは、相手に対するプレッシャーがまるで違う「嫌がられる」選手。ただ#14が出場停止中のためと、#81の状況如何では我慢のゲームになるかも知れない。

GRITSは昨年からプレーヤーが充実し、今年も強力な補強をしているし#9の存在も大きい。強いて言わせてもらえば「勝ち切るチカラ」がほしい。いいゲームは出来ても、あと少しの「勝ち切るチカラ」があれば、相当手強い相手になる。期待しましょう。

今季は東北フリーブレイズの新外国人選手#78が大当たり。もともとオフェンシブなチームだが、若手が伸び悩んでいたりと昨年は不調。今年は移籍補強も含め、強力な布陣。GKはリーグ最年長の#31が時折「神がかり」的なセーブを見せるので、#55の好不調の波がどれだけ安定するかではないかと。REDEAGLES北海道に今のところ死角は見当たらない。どこかで弱点を発見しないと、今年は優勝最有力というところか。HLアニャンは韓国のチームが1チームになってしまった事、圧倒的守護神の#86の調子も含め、どのくらいプレーの質を維持できるか。

今年も楽しませてもらいましょう。


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