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最近の美術鑑賞~あやしい絵展を鑑賞して~

きっかけ

これまで特に芸術・美術を積極的に鑑賞しに行くことはなかったのですが、新聞等で美術作品が紹介されるのを見たりして、ちょっと興味がわいたこともあり、昨年、「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」を見に行ってみました。

私たちの先祖が暮らした日本の昔の暮らしってどういうものだったんだろう?という好奇心がその根底にあったのだと思います。

その時に鑑賞した率直な感想としては、美術作品の原物を鑑賞するのって、素直に面白いものだと思いました。

絵画や歴史に関しての専門知識がなくても、作品の美しさや構図を見て楽しみ、さらに、作品が作られた当時の生活・風俗と現代の生活とを対比して、一人で考えに耽ることができます。

なお、鑑賞の際、音声ガイドがある場合には必ず利用するようにしています。

その絵が描かれた時代背景や作者の状況などが分かり、作品の世界をより深く理解できるからです。

あやしい絵展

この度、東京国立近代美術館で開催されている「あやしい絵展」(2021/3/23~5/16)に足を運んでみました。

上記ウェブサイトでは「あやしい絵」を次のように定義しています。

「美しい」だけでは括ることのできない魅力を持つ作品を、本展では「あやしい絵」としてご紹介します。

会場内では、様々な”あやしい絵”が時代を追って展示されていました。

現代でも、あやしい魅力があるものって、身の回りにたくさんあると思います。

そういう魅力を如実に表現するのは難しいと思いますが、そのような魅力を放つ作品を多く展示しています。

詳しくは、上記のウェブサイトや実際に足を運んで観ていただければと思います。

おまけ

本展では、未完の作品も多く展示されていて、未完のまま終わるものもあるんだなぁと変に納得しました。

いつも仕事で「完成させなきゃ」と思うことがあるのですが、途中で終わっても仕方ないものもあるんだな、と、なぜか安心しました。

作品からいろんな感情が沸き起こるのも美術鑑賞の面白さなのかと思います。

また時間があれば行ってみたいと思います。


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