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知財実務オンライン特別編 公開生配信に参加して

先日、知財実務オンラインの1周年を記念した特別編「代官山”BESS MAGMA"から生配信!」にお邪魔しました。

コロナ禍が収まらない中、毎週ゲストを迎えて質の高いセミナーが1年続くという、すごい偉業です。

おめでとうございます!

私は、そんな知財実務オンラインの栄えある第1回に出演させていただき、大変光栄に思っております。

開催場所

公開生配信の会場は、建築物の意匠権の侵害事件で話題になった株式会社アールシーコアさんが運営する"BESS MAGMA"です。

BESS MAGMAには、同社が展開するログハウスが5棟建てられています。

生配信の前に見学させていただきました!

本当に誰かが住んでいるんじゃないかと思うような生活感のある調度品まで備えられていて、ログハウスを実際に使用したときの雰囲気がよくわかるようになっています。

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ほんとに欲しくなっちゃいます♪

見学中は、「弁理士みんなで共同購入しよう!」など話も盛り上がりました。

このBESS MAGMAでは、購入を検討している人と、すでに購入してユーザーとなっている人とが交流して、購入検討者の質問に答えたり、メンテ方法などのやり方を共有する場が設けられるなど、ユーザー同士のつながりにも役立っているとのことでした。

単なる住宅展示会場とは全く違う雰囲気で非常に面白いです!

生配信の様子

生配信のスタジオセットは、照明器具や大型モニタも用意されていて、司会の押谷先生、加島先生がリアルな司会者っぽい雰囲気でした。

かっこえー

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生配信の見学に来ていたのは、私を含め6人。

そして、公開生配信を見るだけの緩いイベントかと思っていたら、公開中に、押谷先生からいきなり意見を求められるという予想外の展開

途中から難しい質問が飛んでこないかヒヤヒヤしながら、押谷先生と目を合わせないように見ていました💦

今回の知財実務オンラインの内容は、

新しく保護対象に加わった意匠の最新登録例の紹介と解説、

そして、アールシーコアさんの裁判例の紹介など、最近の法改正に絡んだ実務に役立つ内容でした!

さいごに

ログハウス見学と公開生配信は、一見すると全く違うように見えますが、実は、知的財産の側面で繋がっていて、アールシーコアさんが、特許・意匠・商標をうまく活用して事業展開していることを両者を通じてよく理解できました。

アールシーコアさんの意匠権侵害の事件では、BESSユーザーからの情報が発端になったと聞きました。

BESSブランドが愛されているから、ユーザーからそのような情報が会社に届くのだと思います。

しかし、なぜBESSがユーザーから愛されるのか?という点については、伝聞の情報だけでは本当のことはわからず、BESS MAGMAに来て初めてわかった気がします(住んでみないとホントのことはわからないかも、とも思いますが・・・)。

BESS MAGMAには、アールシーコアさんの信念や実現したいことがいたる所にちりばめられていて、BESSブランドが愛される理由がビンビンと伝わってきます。

アールシーコアさんとしては、会社のためだけではなく、BESSを愛してくれるユーザーのためにもブランドを守らないといけない、という思いがあり、最終手段としての裁判までしたのではないか、と今では思います。

そういったことを感じられたという点で、公開生配信を思う存分楽しめましたし、知財の保護・活用を肌で感じるという点で良い企画でした。

ありがとうございました。

ちなみに、今回会場でお世話になった株式会社アールシーコアのご担当者様とは初対面だったのですが、実は私が出演した知財実務オンラインの後にメールでご質問をいただいており、メールでやり取りをしたことのある方でした(すっかり忘れててスミマセンでした)。

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