全国旅行支援 「てきとーホテルと、きっちりホテルの狭間で。」面白ケース報告

もう、これまでこのシリーズで、全国旅行支援って誰トクなんだって話は
散々っぱら書いてきましたが、やっぱ、なんだかなーって出来事はあります。

前回、全国旅行支援を適用させるためワクチン接種か陰性証明を持参せよ！って書きました。

ええ、持参するのがいいんですよ！ほんとに。
でもですね、恐ろしいのが、ワクチン接種証明、身分証明チェックは

ホテルのフロントの目視のみ！！

なんです。　コピー取りません。（個人情報の保管が大変だしね）
てことはですよ、　ＰＣＲの有効期限がきれてるとか、2回しか接種してないとか、フロントマンが見逃せばそれまでだし、そもそも
「これ切れています」「無効です」と言って揉めるより「はいOKでーす！」にしたほうが無難じゃないですか？
もし、ダメってなったら、「クーポン渡さない」「旅費も多く払え！」って話になってお互いが嫌な気分になるわけで。
　さらに言えば「持ってこなかった！」「忘れた！」って人だって
「あー見たことにしておきます」ってフロントが認めれば、それで済んじゃうわけ。（コピーは取らないから）
　全国に何万とある宿、全部が守るわけは、やはりなかったんですなぁ。

転泊注意！

で、旅行中ずっと同じホテルステイなら、初日のチェックインにパスさえすればいいわけなんですよね
でも、これが3泊中３つとも宿が違うと、対応するホテルの意識も違う。
こういうケースがでてきます。

3泊目のホテルが厳しかったので、はいダメー！

１，2泊目は緩いホテルだった。　正直言うと、「ワクチン打ってるけど、証明持ってくるの忘れた」で2か所は全国旅行支援適用で済んできたらしい。
3泊目も行けるか！と思いきや、「ちゃんとした」ホテルだった！！
「クーポン？渡せません。旅費も旅行会社に差額分払ってください」と言い放たれたというわけ。

「2泊目まではよかったのに・・・」と言いたくなるのはわかる
だけど、それは、ダメなのがたまたまよかっただけ。
ほんとは、さかのぼるなら、1，2泊目もクーポン返せ・旅費差額払えってなる話なんですよ。
でも、もう使っちゃったし。で3泊目だけ適用無しに・・。
もし、事務局から監査が入ったら間違いなくアウトだけど、その可能性は低いもんな。
だからやっちゃう・・。

こんなゆるいのに、まじめな人は
「ワクチン打ってないんで」と支援をうけないで旅行に行ってくれる

やっぱり、ゴネトクな不平等な制度だわ。