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「匂い」と「香り」の違い

とある日の夜。
僕より喋るの上手じゃんってくらい日本語が堪能な外国人の友人とお話をしていて、その子と好きな匂いってどんな匂い?って話になった。
こんな香りが好きで、こういう匂いも好きだなあって言い合っていた。

友人が大学時代に「匂い」と「香り」について論文を書いたことがあるんだよねー。もう論文なんて書きたくないよーー。って。

ふと、
「臭い」と「匂い」は意識して使い分けているけど、
「匂い」と「香り」は意識したことがなかったことに気が付いた。

ねえ、この二つってどうやって使い分けてる?僕が尋ねると、

「匂い」って言葉は「香り」を包摂しているんじゃないかな?
良い匂い悪い匂い、とかは言うけど、良い香りって言っても悪い香り、とかは使わないじゃん?香りはプラスのイメージに使う気がするなあ。
って教えてくれた。


僕のイメージの話になるんだけれど、「匂い」も「香り」もプラスのイメージで、「匂い」は自分から意識的に嗅ぎに行った時。「香り」は自然と匂ってきた時に使っている。だから「匂い」の方が「香り」よりも強い刺激。
僕はそんなイメージでこの言葉を使う。

ちなみにこの友人とは好みの匂いがもろ被りしている。
二人とも金木犀の香りが好きで、洋梨とか青リンゴみたいな、甘いけど爽やかな匂いが好きでそんな香りのする香水を使っている。
他にもたくさん趣味の合うことが多くて、とても素敵な友人。
これからも大切にしていこうと思う。

でもさ、でもさ、
やっぱり焼肉の匂いが一番良いよ〜
あのジュ〜って焼いてる時の!
あれには勝てない!
あーこんな時間なのにお腹減ってきたじゃない笑

そんな可愛い食い意地が見えた夜でした。

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