出直る新興グロースに照準【正直じいさんの株で大判小判】

反発も上値重い

前週の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は前の週から173円上昇しています。米長期金利上昇に一服感が出てきたことで週初から戻りを試す動きになり、エヌビディアが予想を上回る好決算を発表、時間外で株価が急上昇したことを受け、24日には3万2200円台まで上昇しました。木曜日までの4日間で840円近い上昇になったことで、週足は陽線を引いたものの、週末25日は米長期金利再上昇と米ハイテク安を受け、600円を超える急落となり、上値の重い印象を残しています。

主力株への積極的な買いは手控え

注目のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演は、タカ派的内容ながらおおむね想定内で、アク抜け感から米長期金利は低下、米国株は反発に転じており、週明けは買いが先行しそうです。ただ、週末に米8月雇用統計発表を控え、主力株への積極的な買いは手控えられると考えられ、底入れから出直ってきた新興グロース株に照準を合わせたいと思います。

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