中小型グロースに出直る銘柄増える【正直じいさんの株で大判小判】

値がさ買い戻され大幅反発

週明け28日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は545円高です。ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演は、タカ派的内容ながらおおむね想定内で、アク抜け感から米長期金利は低下、米国株が反発に転じたことから一転して買いが優勢になりました。前週末に売られた半導体関連など値がさ株への買戻しが指数を押し上げています。円安が進行していることや中国株高もフォローになり、前引けにかけ上げ幅を広げ、後場も強含んで推移しました。

三菱重、大和ハウが堅調

推奨銘柄では三菱重<7011>や大和ハウス<1925>が堅調に推移する一方、米長期金利上昇が一服したことから中小型グロース株に出直る銘柄が増えています。ただ、週末に米8月雇用統計の発表を控え、上値の買いは手控えられる可能性があります。きょうは霞ヶ関C<3498>とフジオーゼ<7299>への追撃買とArent<5254>の買い直しにとどめました。

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