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【マーケティングトレース】今週(2/10)のマーケティング思考力を鍛えるのに参考になる記事5選

こんにちは。トレース編集部の二瓶です。(@ayuto_nihei / twitter

昨日は東京で初の積雪でした!
本当に寒かったですね。。

今週もマーケティングトレースに参考になる記事をまとました!時間ある時に、ぜひ見てみてください。


①マーケティング観察 #007 ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo」(前編)

matsumotoo(@matsumotoo988)さんのマーケティング観察です。
対象は「Cacoo」。

ビジネスモデルの図解、3C、4Pなど丁寧に分析されており、とても勉強になります。


②【頑張れ大好きなZOZO企画】~ZOZOのプロモーションの歴史を振り返ってみた~

こちらZOZOのプロモーションの歴史を振り返った記事です。
各時期にどのようなプロモーション戦略をとっていたのかが、丁寧に記載されています。

こういった一分野に絞った分析もトレースとしてやってみるのはありですね!

そしてZOZOの一番の肝だと思いますが、CRM(Customer Relationship Management、顧客関係管理)ではなく、CFM(Customer Friendship Management)といって、お客さんと友達のような関係性を作るのを本当に大事にしていますね。
そんな関係性を目指しているからこそ、一人一人メール文が違ったり、送られてくるタイミングが異なっていたり、本当にその人のことを想像してその人にとって役立つ情報を正確に送る優しさを感じました!


③メディアトレース_弁護士ドットコムニュース

前回のメディア運営・編集・ライター向けのマーケティングトレースに参加された、大麦PT(https://note.mu/omugi)さんの記事です。

弁護士ドットコムの各メディアの特徴やコンテンツの改善点、その他有料化施策の提案など、自身がこのメディアの編集者だったらという視点で分析されています。


④コンテンツマーケティングの本質とは? 既存コンテンツ改善でEC売上114%を達成した富士フイルムの戦略

ユーザーの検索体験を向上させるために重要なことについて書かれている記事。

[Who]“どんなユーザー”が
[When]“どのようなシーン”で
[What]“何を知りたい”と思っているのかを把握し、
[How(Format)]“適切なフォーマット”でコンテンツを表現する

一つずつの検索キーワードだけで分析をしてみると、まとまりがなくユーザーのインサイトを捉えることは難しい。ただ、それぞれのキーワードの関連性に着目して、なぜそのキーワードが検索されたのかの背景を捉えることができれば、よりユーザーが求めているコンテンツを生み出しやすくなります。

マーケターはこの背景を捉えることが非常に重要だなと考えさせられました。
また、富士フィルムの場合、自社のすでにあるコンテンツのリプレイスを中心に、施策を実行するため徹底的な内製化を図り、コンテンツの質・スピードの改善を図っています。社内で業務完結できる体制作りは、状況によってはなかなか難しい側面もありますが、より成果を出すためにマーケターとしても時には必要な対応なのだと改めて思いました。


⑤“熱気の成分”をリアルタイムで捉える――若年層の心を掴んだ「an」の高速ソーシャル戦略

こちらはアルバイト媒体の「an」の求職者獲得のためのソーシャル戦略に関する記事です。

・ブランド名でアルバイト情報媒体を選択しているユーザーは約4割ほどしかおらず、またその理由は過去の利用体験にもとづくもの
・一度アルバイトを決めたユーザーはしばらくの間、アルバイト情報媒体をみない(休眠顧客化する)

→上記より、全方位へ向けた大々的なPRを行うより、ターゲットを絞ったマーケティング施策を投下することにしたようです。

ターゲット設定の背景や、そのターゲットに刺さる(違和感を覚えて検索させる)SNS運用の方法、その効果を測る分析ツールの紹介など、一連のマーケテイングの流れに一貫性があり、とても興味深かった記事でした。


以上

また来週も更新していきます。引き続きよろしくお願いします!



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