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ChatGPTと議論する

ChatGPTだって限界がある

 今、人々はChatGPTを使い、自分の作業を簡素化しようとしています。例えば、プログラミングをChatGPTにお願いしたり、ドキュメントを要約してもらおうとしたり。ですが一方でChatGPTを信用しすぎた結果、裁判になっているケースもあります。

 人間は、ChatGPT(AI)を過信しているのでしょうね。まるで物知り博士のように。いずれもっと高度に学習し、物知り博士のようになるかもしれません。しかしChatGPTは人間ではありません。例えば人間の知らない魂の世界や死後の世界を正しく知ることができるかというと、それは難しいのではないでしょうか。

 人間だって、いくら技術が進化しても、ロボットのように人を製造することはできません。もしできていたら、人口問題に向き合うことはないのでしょう。だからChatGPTも限界があって当然です。

ChatGPTと議論する

 今日、Twitterを見ていたら「おじさんビジネス用語」というものがありました。その中で、昔懐かしい「えんぴつなめなめ」という言葉を発見しました。
 そこで、ChatGPTならどんな風に「えんぴつなめなめ」して回答してくれるかなと思ったのです。その質問をしたところ、意外な展開になりました。やり取りを終え、「今日はChatGPTと議論したな」という気分になったのです。そして「ChatGPTを議論相手にすると面白いかも!」と感じたのです。その内容をご紹介しましょう。

 ChatGPTは、えんぴつなめなめを知りませんでした。そこで「えんぴつ」を「鉛筆」にしたらわかるかなと思い再度質問したところ、怒りを感じる回答が来ました。「ChatGPTコワイ」と正直思いました。
 そこで「鉛筆なめなめ」の意味を説明し、質問した経緯を解説しました。そうしたところ、ChatGPTは意味を理解し、事例をあげて回答してくれました。ですが、私にはどう考えても「えんぴつなめなめ」には見えなかったので、意見を書きました。このやり取りの中で、「私はChatGPTがえんぴつなめなめを行うのはかなり難しい」ということに気付かされました。しかし、議論としてはとても有意義なものだったと思います。

 今回ののテーマは「えんぴつなめなめ」でした。日常私たちはこの言葉について議論することはあまりないでしょう。しかし、ChatGPTを自分の作業の簡素化や、プログラミング、そしてドキュメントの要約などで用いず、議論相手として利用したのです。ChatGPTが知らない意味を私が説明し、それについて独自の見解を述べてもらい、また私が感想を伝えているというやり取りです。

 このようにChatGPTを議論相手として使うというのは、興味深い方法ではないのでしょうか。これならChatGPTが知らない知識でも議論することにより、より有意義な回答を得ることできるでしょう。

 これを応用すれば、様々なシーンで利用できます。悩み事を解決してくれるかもしれません。ChatGPTは、特別な感情がないので、「冷静に回答する」や「嫌がらせをしない」などという利点があります。

 ChatGPTとの新たな付き合い方を知ったなと思った会話でした。

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