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風の時代の人口は「国」だけではなく「地球」で考える

 国境は地の時代の象徴の一つす。「地上(海上)」に線を引き「ここからこちらは私の国で、そちらはあなたの国です」とするわけですからね。

 風の時代ももちろん国境は存在します。渡航する時は考えなければなりません。パスポートがないと行けませんね。しかし「情報」という視点で考えるならすでに国境はありません。米国の最新のニュースは簡単に手に入ります。ヨーロッパに住む知人とメールをすることも可能です。米国の最新のニュースを読むために、事前に国の承諾を得る必要ありませんね。パソコンやスマートフォンなどがあれば容易にアクセスできます。

 「インターネットサービス」というと、地の時代は「基地局」でした。「私の住むところではまだ5Gが使えない」という方もいらっしゃるでしょう。5Gを利用するには、基地局が必要です。これは、土地の上に建設されているものです。一度その場所に作ったら簡単に移動ません。

 ところが、風の時代になり、インターネットサービスは宇宙へと展開してきています。例えば、SpaceX(スペースX)社が地球レベルでインターネットのサービスができるようにと、衛星コンステレーション「Starlink(スターリンク)」を構築しています。これを活用すれば、これまでインターネットサービスを受けることができなかったエリアでもハイスピードなサービスを受けることが可能です。

 地の時代に人口を考える時は「A国には○○人、B国には○△人……」というカウント方法でした。しかし、地球レベルでサービスを提供することを考えるようになると、国別に人数をカウントしていては正しい情報が得られません。例えば、以下のように緯度と人口の関係が重要になる場合もあります。

 衛星コンストラクションサービスを提供するなど、宇宙からサービスを展開しようとする場合、国別の人口だけ意識しても正しい情報は得られません。地球レベルでの情報の確認が必要になります。

 もちろん風の時代にも国境の考え方は重要です。サービスを展開するとなれば、その国の法令を順守したり、その国の言語に対応しないといけません。しかし風の時代の物の見方は国境だけでは足らず、地球レベルでの視点も重要になるといえるでしょう。

*Twitterより引用

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